タイ国訪問

　福岡県議会のタイ国訪問団が、平成２８年５月７日から１１日までの５日間の日程で、タイを訪問しました。
　訪問団には、井上忠敏議長をはじめ、福岡県タイ友好議員連盟の吉村敏男会長、仁戸田元氣副会長、田辺一城事務局長が参加しました。
　今回の訪問は、ナコンシータマラート市議会議長からの招聘により、本県の柳川高校が現地に附属中学校を開校するため、その開校式及び入学式に出席したものです。
　併せて、本県から新たにナコンシータマラート市へ消防自動車を寄贈するため、ナコンシータマラート市議会議長との間で、消防自動車寄贈に関する調印を行いました。

　バンコク都では、急増する訪日タイ人への対応や、福岡県内企業とタイ国との貿易の活性化及び経済交流のより一層の促進のため、在タイ日本大使館とタイ国外務省を訪問し、タイ王国総領事館の本県への誘致の実現に向けた要請を行いました。在タイ日本大使館では佐渡島志郎特命全権大使を訪問し、福岡への総領事館の開設に向けての協力依頼を行うとともに、タイ国外務省ではパンヤラック・プーンサップ副事務次官を訪問し、福岡への総領事館の開設誘致について直接要望を行いました。タイ国外務省からは、開設の検討に入っている旨の前向きな回答をいただきました。

　そのほか、タイに進出している日系企業を訪問し、タイにおける企業活動についての視察を行うなど、大変有意義な実り多い訪問となりました。