令和４年９月定例会の概要

　９月定例会は、９月９日に招集され、会期中に設置された決算特別委員会を含め、１０月１４日まで３６日間の会期で審議が行われました。
　開会日には、副議長辞職の件が諮られ、仁戸田元氣副議長の辞職が許可されました。引き続き副議長の選挙が行われ、新しい副議長に井上博隆議員（民主県政県議団）が選出されました。
　また、９月２９日の本会議の冒頭では、議長が、台風第１４号及び第１５号によりお亡くなりになられた方々に対し、哀悼の意を表するとともに、被害にあわれた方々に対し、お見舞いの言葉を述べました。
　今定例会には、コロナ禍における原油価格・物価高騰等総合緊急対策、新型コロナウイルス感染症対策及び安全・安心の確保に要する経費のほか、地域活性化に必要な経費の令和４年度補正予算議案２件、条例議案５件、工事請負契約の締結に関する議案１２件、経費負担に関する議案６件、計２５件の議案が知事より提出されました。さらに、国の物価高騰対策等を踏まえた令和４年度補正予算議案１件、「令和３年度福岡県一般会計決算」など決算関係議案２０件、計２１件の議案が追加提出されました。
　また、議員提出議案として「福岡県議会議員の定数並びに選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数に関する条例の一部を改正する条例の制定について」と「環境と人と動物のより良い関係づくり等福岡県におけるワンへルスの実践促進に関する条例の制定について」の２件を提出しました。
　審議にあたっては、新型コロナウイルス感染症対策、物価高騰対策、デジタル化への対応、教育問題など県政全般にわたり活発な論議が交わされました。
　審議の結果、決算関係議案を除く２８件について、いずれも原案のとおり可決されました。
　また、決算関係議案２０件についても、決算特別委員会において熱心な議論が行われ、認定、または原案可決及び認定されました。

　ただいま福岡県議会第８５代副議長にご推挙賜り、心から御礼を申し上げます。
　大変、身に余る光栄でありますとともに、その責務の重大さを痛感しているところでございます。
　もとより浅学非才ではございますが、桐明和久議長をお支えし、福岡県政の発展と県民の生活及び福祉の向上に誠心誠意努力してまいる所存でございます。議員の皆さま並びに執行部の皆さまにおかれましては、今後一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願いを申し上げます。