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令和4年2月定例会の概要

令和4年2月定例会の概要

 2月定例会は、2月21日に招集され、3月24日まで32日間の会期で審議が行われました。閉会日には、議長が、2月24日からのロシア軍によるウクライナ侵攻及び3月16日の福島県沖を震源とする地震によりお亡くなりになられた方々に対して哀悼の意を表するとともに、被害にあわれた方々に対してお見舞いの言葉を述べました。 さらに、ロシア軍の武力行使の即時停止と軍の撤退を求めるとともに、ウクライナの恒久平和をお祈り申し上げました。
 今定例会には、国の経済対策を最大限活用したものなどの令和3年度補正予算議案2件、これと一体的に編成を行い、令和3年度12月補正予算と合わせた16か月予算となる令和4年度当初予算議案20件、条例議案18件、専決処分したものについて報告し承認を求める議案1件、契約の締結に関する議案3件、経費負担に関する議案2件、その他の議案15件、人事に関する議案2件、計63件の議案と諮問1件が提出されました。
 さらに、新型コロナウイルス感染症対策をはじめ事業費がほぼ確定した経費を減額するとともに、県税収入の増加などによる収支改善の一部を財政調整基金等3基金に積み立てるほか、年度内に措置する必要がある経費を補正するためなどの令和3年度補正予算議案14件、条例議案1件、経費負担に関する議案9件の計24件が追加提案されました。
 審議に当たっては、新年度予算編成の基本的な考え方、新型コロナウイルス感染症対策、環境問題、農林水産問題、教育問題など県政全般にわたり活発な論議が交わされました。
 また、3月8日に予算特別委員会が設置され、付託された「令和4年度福岡県一般会計予算」など20件の当初予算議案について審査が行われました。
 審議の結果、提出された議案87件については、いずれも原案のとおり可決、承認または同意され、諮問1件については、請求を棄却する旨の答申が決定されました。
 このほか「ロシア軍のウクライナ侵攻に強く抗議し、恒久平和を求める決議案」と「地方議会関係ハラスメントの根絶を求める決議案」が提出され、可決されました。