令和３年１２月定例会の概要

　12月定例会は、12月1日に招集され、12月20日まで20日間の会期で審議が行われました。開会日には、議長が11月２日に逝去された小川洋前福岡県知事へ哀悼の意を表するとともに、弔詞贈呈の報告が行われました。また、「十中大雅副議長の職責放棄に関する決議案」が上程され、可決された後、十中副議長の辞職が諮られて許可されました。このため、議事日程を変更し、12月6日に副議長選挙が行われ、新しい副議長には仁戸田元氣議員（民主県政県議団）が選出されました。
　今定例会には、新型コロナウイルス感染症対策、8月大雨災害の復旧・復興、地域活性化に必要な経費の令和３年度補正予算議案３件、条例議案７件、専決処分したものについて報告し承認を求める議案１件、工事請負契約の締結に関する議案６件、その他の議案７件、人事に関する議案２件、計26件の議案が知事より提出されました。
　また、令和３年度の給与改定に関する補正予算議案１件と条例議案４件の議案が追加提出され、さらに、議事日程を変更した12月17日の本会議にも国の補正予算を最大限活用し、新型コロナウイルス感染症対策、地域経済の活性化と成長・発展に要する経費のほか、安全・安心の確保に必要な経費の補正予算議案２件が追加提出されました。
　審議にあたっては、新型コロナウイルス感染症対策、来年度当初予算編成の基本方針、農林漁業問題、教育問題など県政全般にわたり活発な論議が交わされました。
　審議の結果、33件について、いずれも原案のとおり可決、承認または同意されました。　
　また、任期満了に伴う福岡県選挙管理委員および補充員の選挙を行い、委員４人、補充員４人が当選されました。

　ただいま福岡県議会第84代副議長にご推挙を賜り、心から感謝を申し上げます。
　大変、身に余る光栄でありますとともに、その責務の重大さを痛感しているところでございます。
　微力ではありますが、秋田章二議長をお支えし、福岡県勢の発展と、県民の生活及び福祉の向上に誠心誠意努力してまいる所存でございます。
　議員の皆様並びに執行部の皆様におかれましては、今後一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願いを申し上げます。