ワンヘルスに関する教育啓発資料が作成、配布されました

　議会からの政策提言が実現し、令和３年７月、ワンヘルス教育推進事業の一環として、県内の小学生・中学生・高校生を対象にワンヘルス教育啓発資料（以下、リーフレット）が作成、配布されました。
　令和２年９月議会の代表質問（自民党県議団　栗原　渉議員）において、「ワンヘルスの考え方の普及、啓発にあたっては、医療、獣医療、環境分野等だけでなく、健康な生活を送るための基礎を培う学校教育においても必要ではないか」と質し、城戸教育長が「動物由来の感染症から生徒を守り、生徒自らが生涯を通じて自他の健康を保持、増進するための教育は、ワンヘルスの概念を踏まえて進めていく必要がある。中高生向けの教材作成と併せて、それを活用した指導方法等について検討する」と答弁していました。また、同年12月議会の代表質問（自民党県議団　井上　正文議員）でも、「ワンヘルスに関する教育を効果的に推進するためには、概念や考え方等について周知する必要がある」と質し、教育長が「ワンヘルスの考え方等をまとめた啓発資料を作成し、ワンヘルスに関する教育に取り組む」と答弁していたものです。

リーフレットは、児童生徒のみなさんが「ワンヘルスとは何か」を知り、「自分たちに何ができるのか」を考える、きっかけづくりを目的として作成され、日常生活の様々な場面につなげて、ワンヘルスの考え方や知っておいてほしいことを紹介しています。
　今後、県では、リーフレットを対象学年の児童生徒に順次配布することにしています。

※ワンヘルス教育啓発資料（リーフレット）はこちら（県のホームページへ遷移します）