福岡県宗像児童相談所落成記念式典

　平成２９年度から工事に着手していた福岡県宗像児童相談所（宗像市）の新庁舎が完成し、平成３１年１月２６日、落成記念式典が開催されました。
式典には、井上順吾議長をはじめ原中誠志厚生労働環境委員長、井上博隆こども・子育て支援調査特別委員長など多くの議員が出席しました。
　井上議長は、「児童虐待防止法が施行され来年で２０年を迎えますが、子どもたちが犠牲となる痛ましい事件は今も後を絶ちません。宗像児童相談所でも、虐待に関する相談件数は増え続けていることから、一日も早い機能強化・充実を、議会でも取り上げてまいりました。新年度からは、この新たな庁舎において、一時保護所の業務が開始され、相談室等の充実と併せ、ワンストップ体制が確立されます。県議会といたしましても、厚生労働環境委員会やこども・子育て支援調査特別委員会を中心に、次代を担う子どもたちが幸せに暮らせるよう、今後とも鋭意努めて参る所存です」と挨拶し、その後、新たな施設の概要などについて関係者から説明を受けました。
　新庁舎は、児童相談所の活動を円滑、効率的に行えるよう、新たに一時保護所を設置すると共に、相談しやすい環境を整備するため、相談室などの充実が図られました。また、木のぬくもり、温かみを感じられるよう内装に県産材が使用されています。