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中国全人代・法制工作委員会視察団による県議会表敬

中国全人代・法制工作委員会視察団による県議会表敬1

 平成30年5月16日、許安標(しゅう あんびょう)中国全人代常務委員会法制工作委員会副主任をはじめとする視察団の皆様が県議会を訪問され、守谷正人副議長をはじめ福岡県日中友好議員連盟の藏内勇夫相談役、松本國寛顧問、阿部弘樹会長ほか日中友好議員連盟役員がお迎えしました。
 全人代・法制工作委員会は、中国における立法から執行までを担う組織で、今回の訪問は、3月の全人代で国家の重点目標の一つとされた「環境保全」などが立法課題となっていることから、国会や環境省における調査に続き、本県及び本県議会の長年にわたる環境問題への取組み、特に本県の条例について調査することが目的でした。
 守谷副議長は、「福岡県議会が全人代の委員の皆様をお迎えするのは初めてであり、大変光栄に存じます。福岡県と江蘇省は1992年に友好提携を締結して以来、環境、経済、青少年、文化・学術などの分野で交流を積み重ねてきました。こうした地域間交流、草の根交流が、国と国との信頼関係の礎になると信じています。私ども福岡県議会は、福岡県日中友好議員連盟を中心に、日中友好の推進を目指し、今後とも貴国との交流、友好親善に努めて参ります」と挨拶しました。

中国全人代・法制工作委員会視察団による県議会表敬2
 許副主任は、「国の発展過程で日本がどういう問題に直面し、どのように問題を克服してきたのかを学ぶため、今回日本を訪問させていただきました。昨日、北九州のエコタウンを視察し、日本が環境問題に対して、すばらしい成果を挙げられていることを実感しました。これからも中日間において双方に学びあい、連携関係を強めていきたいと思います。中日の友好が今後末永く続いていくことを心から願っています」と述べられました。
 その後、調査団は、本県議会及び環境部の担当者から県の条例と国の法律との関係と本県条例の内容の説明を受け、団員の方々から、「大変有意義な調査となり、今後の中国での立法について考慮すべき事項のヒントをいただいた」との感謝の言葉を頂戴しました。


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