「第３７回全国豊かな海づくり大会福岡大会」御製碑除幕式

　平成３０年３月２４日、「第３７回全国豊かな海づくり大会福岡大会」御製碑（ぎょせいひ）除幕式が、鐘崎漁港（宗像市）で開催され、樋口明議長が出席しました。
　御製碑は、昨年１０月に天皇皇后両陛下ご臨席のもと開催された「第３７回全国豊かな海づくり大会福岡大会」を記念して、天皇陛下がお詠みになった短歌（御製）を賜り、大会ゆかりの地である鐘崎漁港に建立されたものです。
　樋口議長は、「天皇陛下から賜りました御製は、陛下が、式典行事で漁に携る漁業者のことをお思いになりながら、稚貝をお手渡しになった情景を詠まれたものと伺っております。鐘崎漁港は県内有数の水揚げを誇る漁港であり、この御製碑が、本県の漁業者をはじめとした水産業に携わる皆様、地域の皆様の励みに繋がっていければと願っております」と挨拶しました。
　式典では、玄界高等学校邦楽部の皆さんによる記念演奏や玄海東小学校の児童による豊かな海づくりメッセージ発表が行われた後、御製碑が披露されました。

＜御製＞
くろあはびあさりの稚貝（ちがひ）手渡しぬ漁（すなど）る人の上思ひつつ