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本県にタイ王国総領事館が開設されることになりました

 平成30年1月16日、大阪に次いで日本で2か所目となる総領事館(九州・沖縄と中国地方を管轄)が福岡市内に開設されることが、タイ政府の閣議で決定されました。時期は平成30年秋になる見込みです。
 福岡県議会は、2007年にタイ王国の首都バンコクの都議会と友好提携を結んで以来、毎年、相互に交流事業を継続し、自治体間の行政分野では緊密な関係を築いてきました。しかし、2016年に本県とタイ王国との経済・観光分野の交流拠点であったタイ観光庁及び貿易センターの福岡事務所が閉鎖されたことに危機感を持ち、本県議会は、両地域の交流を行政分野から文化、 経済分野に広げ、強化するため、バンコク都議会との協力関係を活かし、総領事館の誘致活動を進めてきました。
 今回の誘致実現は、県選出国会議員や外務省のお力添えとともに、知事等との連携による本県議会の精力的な取り組みの成果と言えます。
 総領事館は、成長著しいアセアン諸国の中でも特に日本企業の進出が盛んなタイ王国と福岡、さらに九州との経済、文化等の交流拠点として大変大きな役割を果たすことが期待されています。

 

 県議会では、誘致実現に向けて、バンコク都訪問時にタイ政府の要人との会談を重ねるなど、タイ政府内の気運の醸成に努めるとともに、平成29年6月定例会や9月定例会の代表質問等で、本県の執行部に対し各方面への働きかけを求めていました。


本県にタイ王国総領事館が開設されることになりました1
6月定例会代表質問(民進党・県政県議団)
本県にタイ王国総領事館が開設されることになりました2
9月定例会代表質問(自民党県議団)
本県にタイ王国総領事館が開設されることになりました3
9月定例会代表質問(民進党・県政県議団)