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バンコク都議会友好訪問

 平成29年5月9日から13日までの5日間の日程で、中尾正幸議長を団長とし、九州の自立を考える会の藏内勇夫会長、自民党県議団の原口剣生会長、民進党・県政県議団の吉村敏男会長、緑友会の林裕二会長をはじめとする公式訪問団及び福岡県タイ友好議員連盟の議員が参加し、タイ王国を訪問しました。また、福岡県執行部を代表して、服部誠太郎副知事が訪問団に参加されました。
 はじめに、昨年10月に崩御されたプミポン前国王の弔問のため、バンコクの王宮を訪問しました。
 その後、バンコク都へ寄贈した消防自動車が配置されているプラカノン消防署を訪問しました。消防署では、消防自動車の活用状況について報告があり、中尾議長は、「様々な皆様のご協力により寄贈された消防自動車が、バンコク都内の消防署に配属され、有効に活用されている様子を拝見でき、大変うれしく思います。皆様の生命と財産を守るため、また、災害時における救助活動支援のため、活躍することを願ってやみません」と挨拶しました。

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 次に、ティーラキアット・ジャルンセッタスィン教育大臣を訪問し、タイと福岡県との教育分野の交流のさらなる促進について、さらに、福岡県議会が現在実現に向けて取り組んでいる福岡への総領事館の誘致について、協力を要請しました。

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 続いて、バンコク都のジャッカパーン・ピウガーム副知事を訪問し、中尾議長は、両地域の一層の発展に貢献できるよう、しっかり取り組んでいくと述べるとともに、両地域の末永い友好交流について協力を依頼しました。

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 その後、福岡県議会との友好提携締結から10周年を迎えたバンコク都議会を訪問しました。クリアンサック・ロハチャラ議長は、「両議会の交流は、両地域の発展にとって、とても重要なものだと思っています。これから10年後、20年後には、両議会の交流はより活発で充実したものになるでしょう」と挨拶されました。中尾議長は、「これまで、経済、文化、教育等の交流に加え、高齢化対策や消防自動車寄贈など、分野を拡大して、この10周年を迎えることができたことを大変光栄に思います。この後締結する覚書には、新たに公衆衛生、地域開発等の分野も加えることとしており、これにより一層充実した交流が実現することを心から願っています」と挨拶しました。引き続き、両議会の更なる協力関係に関する覚書の締結式が行われ、藏内会長、原口会長、吉村会長、林会長、服部副知事及びバンコク都議会議員が立ち会う中、両議長が署名を行い、新たな覚書が締結されました。

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 そのほか、独立行政法人日本貿易振興機構バンコク事務所からのタイの概況やアセアン経済についての状況報告やタイ国福岡県人会との意見交換会などが行われ、タイとの友好交流の促進に向けた、有意義な訪問になりました。