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中国・江蘇省友好訪問

 平成27年12月21日から24日まで4日間の日程で、井上忠敏議長を団長に副団長の松本國寛日中友好議員連盟会長や各会派代表者(自民党県議団:江藤秀之会長代理、民主・県政県議団:川﨑俊丸会長代理、公明党:田中正勝団長代理、緑友会:椛島德博会長代理)らが中国江蘇省を訪問しました。
 1992年に福岡県と江蘇省が友好提携を締結して以降、福岡県議会と江蘇省人民代表大会常務委員会は相互訪問を行い、友好関係を深めてきており、今回、江蘇省人民代表大会常務委員会からの招へいに基づき訪問したものです。

 22日は、江蘇省人民代表大会の羅 志軍(ラ シグン)常務委員会主任を表敬訪問しました。
 井上議長は「両国間の関係を民間レベルで良くしていくのが我々に課された課題だと思うので、両省県の友好関係を固めるため、羅志軍主任には、是非とも再度、福岡にお越しいただきたい」と挨拶し、平成28年3月に予定されている福岡・江蘇省友好櫻花園の20周年記念事業などが話題になりました。

中国・江蘇省友好訪問1 中国・江蘇省友好訪問2

 23日には、蘇州市に移動し、本県八女市の霊巌寺のルーツである霊巌寺の視察や人民代表大会を訪問しました。
 霊巌寺は、昔、栄林周瑞禅師がここでの修行を終え、帰国後、八女を訪れた際、地形環境が蘇州の霊巌山に似ていたことから禅寺を建立し「霊巌寺」と命名したという歴史があり、禅師が帰国時に蘇州霊巌寺から持ち帰った茶の種子を栽培したのが八女茶の始まりと言われています。
 井上議長は、「福岡八女の霊巌寺とはお茶の交流の歴史があり、八女茶のルーツとも言えるここ霊巌寺にご挨拶したいと思って伺いました。こうした出会いを通じて、これからも福岡県議会と長いお付き合いをしていただきたい」と挨拶しました。
 また、松本日中友好議員連盟会長は、「八女がお茶の産地となったのも600年前のここ霊巌寺とのご縁があったからこそで、3月の櫻花園の20周年記念事業では、日本と江蘇省のお茶の交流会を行いたいと思っています」と挨拶しました。

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 蘇州市人民代表大会への表敬訪問で井上議長は、杜 国玲(ト コクレイ)常務委員会主任らを前に、「今回の訪問の目的の一つは、日中両国間の友好関係をさらに進めることと、もうひとつは福岡八女のお茶のルーツである霊巌寺に対して尊敬の念を表すことです。これからも長いお付き合いをさせていただきたい」と挨拶しました。

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 このほか、牛首山仏教文化園、福岡・江蘇省友好櫻花園、老門東旧市街地、蘇州・シンガポール工業園区の視察を行い、江蘇省及び蘇州市との友好交流を深めました。