福岡県・ハノイ市友好提携５周年記念事業への参加について

　平成２５年８月２７日から９月１日までの６日間の日程で、松尾統章議長と各会派の代表者（自民党県議団：松本國寛議員（ベトナム友好議員連盟会長代理）、民主・県政県議団：新村雅彦議員、公明党：森下博司議員、緑友会：出利葉史郎議員）は、ベトナム友好議員連盟事務局次長：香原勝司議員や、行政、経済界、文化関係の皆様とベトナム・ハノイ市を訪問しました。

　ハノイ市では、福岡県とハノイ市の友好・協力関係の更なる強化に関する覚書の調印式及び環境部門の福岡方式による廃棄物処分場整備に関する覚書の調印式に参加しました。
　また、ベトナム政府表敬訪問、ハノイ市人民評議会表敬訪問、福岡プロモーションへの参加や県内進出企業との意見交換等を行いました。

　ベトナム政府表敬訪問では、ハノイ市内の主席府においてチュオン・タン・サン国家主席と会談を行いました。
　国家主席からは、「福岡県とハノイ市との交流は、日本とベトナムの関係発展に重要な意味を持つものである。中でも青少年の交流は、日越関係を未来につなぐ意義深いものであり、今年１０月からの、福岡の高校生の修学旅行によるベトナム訪問を歓迎し、受け入れの準備をしっかりと行っていきたい。」との発言があり、本県とハノイ市との交流の重要性を再認識する貴重な機会となりました。

　ハノイ市人民評議会表敬訪問では、ゴー・ティー・ドアン・タイン議長、レー・バン・ホワット副議長をはじめとする、評議会の方々と会談を行いました。
　会談では、本県とハノイ市の今後の交流で大きな成果をあげるためには、県議会と人民評議会も友好交流を行い、協力していくことが大切であるとの認識で意見が一致しました。特に、人民評議会から、来年、福岡県を訪問したいとの意向が示されました。