令和2年6月定例会の概要
6月定例会は、6月5日に招集され、6月24日まで20日間の会期で審議が行われました。
今定例会には、新型コロナウイルス感染症対策として、「生活困窮者の支援」、「緊急短期雇用の創出」、「医療提供体制の強化」等に取り組むため、また、九州北部豪雨により被災した日田彦山線沿線の地域振興を図るための令和2年度補正予算議案1件に加え、「福岡県日田彦山線沿線地域振興基金条例の制定について」など条例議案5件、工事請負契約の締結に関する議案5件、人事に関する議案2件、その他の議案1件、計14件の議案が知事より提出されました。
さらに、国の令和2年度補正予算(第2号)を最大限活用し、本県における「医療提供体制の強化と感染防止対策の徹底」、「事業継続の支援」、「『新しい生活様式』を踏まえた地域経済の活性化」に取り組むための令和2年度補正予算議案1件が追加提出されました。
また、議員提出議案として、「福岡県飲酒運転撲滅運動の推進に関する条例の一部を改正する条例の制定について」1件を提出しました。
審議に当たっては、新型コロナウイルス感染症対策、日田彦山線の復旧問題、教育問題、警察問題など県政全般にわたり活発な論議が交わされました。
審議の結果、議員提出議案を含む提出された議案16件については、いずれも原案のとおり可決または同意されました。
定例会閉会日、議場において一連の採決が終了した後、議長辞職の件及び副議長辞職の件が日程に追加されました。採決の結果、栗原渉議長及び原中誠志副議長の辞職が許可され正副議長の選挙が行われました。
新しい議長には吉松源昭議員(自民党県議団)、副議長には江藤秀之議員(自民党県議団)が選出されました。