ベトナム地方指導者訪問団の表敬訪問

　令和元年１１月６日、ベトナム各地方のＰＲのため来県されているベトナム地方指導者訪問団（バクリュウ省、コントゥム省）の皆様が県議会を訪問され、県議会では栗原渉議長ならびに原中誠志副議長が訪問を歓迎しました。
　栗原議長は、「今年は福岡県議会とハノイ市人民評議会とで、『友好交流促進の取決め』の締結を行ってから５年目の記念すべき年であります。福岡、ベトナム両地域の発展のためには、双方向の活発な交流が重要であると考えています。福岡県議会では、福岡県ベトナム友好議員連盟を中心に、これまで以上に様々な方面における交流を充実させてまいります」と挨拶しました。
　在福岡ベトナム社会主義共和国ヴー・ビン総領事は、「昨年福岡で開催し、今回、熊本で開催したベトナム地方都市ＰＲセミナーは成功しました。これからも九州・沖縄地方での開催を願っています。今後もベトナムと日本の地方同士が深い関係を結んでいけるよう期待しています」と述べられました。
　バクリュウ省地方人民委員会のドゥオン・タン・トラン委員長は、「バクリュウ省はメコンデルタ地域の重点的な地域であり、九州・沖縄地域と似ている部分があります。今回の訪問を機に、これから友好関係が深まることを期待しています」と挨拶されました。
　コントゥム省地方人民委員会のグェン・ヴァン・ホア委員長は、「ベトナム地方都市ＰＲセミナーを通して、地方の強みや潜在力を紹介する目的で今回訪問しました。今後、コントゥム省と福岡県がより密接な関係を築き、互いの理解を深め関係を発展出来るように望んでいます」と挨拶されました。
　その後の懇談では、人材育成などについて意見交換がなされ、今後も本県とベトナムの緊密な友好交流を進めていくことが確認されました。