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第10回海外福岡県人会世界大会

 11月6日(水)から9日(土)までの4日間、福岡県において「第10回海外福岡県人会世界大会」が開催されました。世界各地にある福岡県人会の方々が一堂に会し、平成4年から3年ごとに開催されているもので、福岡県での開催は6年ぶりとなります。

 初日となる11月6日には、世界大会に参加するために来福された海外福岡県人会の代表者の皆さんが福岡県議会を訪問され、栗原渉議長、原中誠志副議長をはじめ各会派代表者、国際交流推進議員連盟の役員が歓迎しました。  栗原議長は、「海外福岡県人会の皆様には常日頃から本県と海外の懸け橋として、友好と交流を発展させるためにご尽力いただいており感謝しております。それぞれの国と福岡県の友好発展のため、皆様方と更なる交流を深めてまいりますとともに、故郷である福岡をより一層魅力ある場所にしていきたいと考えております」と挨拶しました。

第10回海外福岡県人会世界大会1 第10回海外福岡県人会世界大会2

 夕方からは、海外福岡県人会、国内関係者の約650人が参加して、記念式典及び歓迎レセプションが福岡市内のホテルで開催されました。
 記念式典では、国歌斉唱に続いて、海外先亡者に対する黙とうが行われ実行委員会顧問の栗原議長は、平成29年7月九州北部豪雨災害の際、世界各地の県人会から寄せられた支援に対し感謝の意を述べるとともに、「今回の大会で実施されるさまざまなプログラムを通じ、絆をより強固にするとともに、県人会の活動が次世代へもしっかりと受け継がれることを願っております」と挨拶しました。
 その後は、伝統芸能披露(豊前神楽大村神楽講)や福岡県立朝倉高等学校音楽部による合唱披露が行われました。

第10回海外福岡県人会世界大会3
議長挨拶
第10回海外福岡県人会世界大会4
九州の自立を考える会
藏内勇夫会長 乾杯挨拶

 11月7日には、県人会代表者合同会議やビジネスセミナー、これまでに総勢445人もの留学生が故郷である福岡県で学び、帰国後は、それぞれの県人会において活躍されている、移住者子弟留学制度の50周年記念イベントが開催されました。
 記念式典に出席した栗原議長は、「留学中に得られたさまざまな経験や築いた友好関係を大切にしながら、それぞれの県人会を盛り上げていただきますよう期待します」と挨拶しました。その後、留学生OBからの報告や、懇親会が行われました。


議長挨拶

留学生OBからの花束贈呈

 最終日となる11月9日には、福岡市内のホテルに約300人が参加して「さよならパーティー」が開催されました。
 栗原議長は、「この4日間にわたる様々な行事を通じて現在の福岡の様子を知っていただき、県人会同士の連携と絆を深められたことと思います。私も多くの海外県人会の皆様とお話させていただく中で、担い手と若い方々をどうつないでいくかという共通課題に対し、移住者子弟留学制度などの交流事業を引き続き充実させていかなければならないと思います」と挨拶しました。最後は参加者全員による炭坑節総踊り、「ふるさと」の合唱が行われ、4日間の世界大会が幕を閉じました。
 次回は3年後の2022年(令和4年)にペルーで開催される予定です。


議長挨拶

県人会カラオケ大会 議長表彰

炭坑節総踊り

原中副議長 閉会挨拶