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議長記者会見 令和8年6月11日(木曜日)
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会見録の文章は、読みやすいよう発言の趣旨を損なわない程度に整理したものです。 |
(藏内議長)
まず、報道規制に関して、今般の福岡県議会での取材ルールの策定について、改めてご説明します。いわゆる素案は県民に対して知る権利を侵害する恐れがあるとの不信感を与え、誠に申し訳ありませんでした。服部知事のコメントもあり、素案は白紙に戻し、自由に論議していただいた結果、県議会での取材ルールは各会派対応となりました。また、自民党福岡県議団においては、特段のルールは設けず、可能な限り対応し取材はウェルカムとなりました。素案策定の経緯ですが、一部の議員から会派控室に断りもなく記者に立ち入られると、重要書類などがあるために困るなどの声があることを受け、板橋議運委員長から取材ルールの策定を検討したいと、議会事務局に素案の作成を依頼されたと聞いています。
(朝日新聞)
海外視察の契約をめぐっては、限られた社と少額で随意契約をして、何倍にも増額をするということが常態化をしていました。今後は県のガイドラインに従って、原則競争入札ということになりますが、これまでの県議会側としての対応は、藏内議長は不適切だったとお考えでしょうか。また、このような対応が続いていた理由についてはどうお考えでしょうか。お聞かせください。
(藏内議長)
契約については、議会には全く権限がありません。議員は関与していなかったので、その内容は私にはわかりません。今後は原則、指名競争入札方式に変更すると聞いています。従前の記者の皆様方からの質問に対して、私は今後、透明性を高めるべきであり、費用対効果をしっかり考え、そして報告、いわゆる広報についても、もっと我々は力を入れていかなければならないと思っています。
(朝日新聞)
今、ご説明にもあった報告の部分ですが、福岡県議会では報告書の公表義務がないことが問題視されます。その後公開された報告書も、ごく一部しか公開されてなく、経費が書かれていないなど、内容が乏しいという指摘もあります。今後は改善するということですが、これまで成果の公表に後ろ向きと言わざるを得ない状態が続いていたことの受け止め、なぜそういう状態になってしまっていたのかお考えをお聞かせください。
(藏内議長)
広報は、これまで議会の考えで報告をしたと思いますが、今後は報告書について、もっと詳しく記述をし、我々として考えられる成果等も県民に広く伝えなければならず、報告書はきちっと公開しなければならないと思います。
(朝日新聞)
これまでは公表に後ろ向きだった、議会として必ずしも前向きとは言えない状況が続いていたこの理由はどのようにお考えですか。
(藏内議長)
これまではあの形式での報告でいいという考えがあったと思いますが、現在、議長として私はそれは不十分であると思っています。
(朝日新聞)
海外視察に関しては、県民の皆様から高額の税金を使って行くこと自体に意味があるのかという疑念の声も多く出ています。今後も海外活動を続けていくのかどうかお聞かせください。
(藏内議長)
必要な海外調査は、私は行わなければならないと思います。私たちが行っている、その海外活動の中身ですが、福岡県とハワイ、バンコク、ベトナム、韓国などとの交流や連携の取り組みは地域間外交だと思います。この言葉はずいぶん前から地方行政に定着をし、福岡県と県議会は全国でもいち早くこれに取り組んできました。国と国とのレベルでは、例えば、韓国との関係がギクシャクした時も、私たちは日韓友好議員連盟を中心として交流を続け、民間レベルの人や経済の交流を閉ざさないよう努力をしてきました。こうした地域間の絆を結び続けることは大切で、韓国から福岡に来られる観光客が途絶えなかったことが、現在の良好な日韓関係に結びついていると考えます。また、つい先ほどインドの総領事がお見えになりました。ぜひニューデリーに来てもらいITあるいはワンヘルスの意見交換をしたいと、こういうこともおっしゃっていかれました。
(朝日新聞)
次に部課長会の関係でお伺いします。県の通達では、県職員への政治資金パーティーなどへの参加の自粛は求めず、個人の判断となりました。一方で藏内議長は、今後は県議から県職員への案内はしないという方針を表明しましたが、この判断の理由を教えてください。また、この判断は議会の政治倫理要綱、条例、議長通知などで明文化するおつもりはあるのかないのか教えてください。
また、今後は案内をしないということですが、逆に言えば、これまで議長、副議長の就任パーティーなどに、職員の方大勢に案内をしていたということは、不適切だったとお考えなのでしょうか。そこも併せてお聞かせください。
(藏内議長)
私は毎年、自らの政治資金パーティーを久留米市で開いていますが、これまで一度も県職員に案内を出したことはありません。正副議長の祝賀会は、ご本人が、政治資金パーティーの中で行っていることですので、ご本人の判断に任せたいと思います。ただ私は今日、部課長会の皆様方の非常にいろんな意見をお聞きしましたので、もうこれは部課長会に案内すべきではないと考えまして、そういう表明をしています。
(朝日新聞)
逆に言えば、これまでは不適切な状態が続いていたということですか。
(藏内議長)
今思えばそうだと思います。
(朝日新聞)
6月1日の県の中間報告では職員の方がパーティーに参加していた理由について、行かないことで議会との関係がうまくいかなくなるのではないかといった忖度な配慮があったと答えた職員がいたことが明らかになりました。このことへの受け止めを改めてお聞かせください。また、この問題に限らず、県職員の方が藏内議長や議員に対して忖度をする構図は、今も続いていると思いますか。続いているとすれば、それは何が原因、理由だと思いますか。
(藏内議長)
これまでは忖度があったかなかったかわかりませんが、そういう批判があることは、望ましいことではありませんので、県議会側から案内をやめることになりました。今後は総務部長通達もあり、県職員はそれを守ってもらい、忖度はなくなると思います。
(朝日新聞)
取材制限についてお伺いします。冒頭で藏内議長は謝罪されましたが、具体的にはどの点を念頭に置いて謝罪されたのか、今回の対応は議長としてどの部分がまずかったとお考えなのかお聞かせください。
(藏内議長)
素案は帰国して現物を見ました。そこには報道規制ととられるような表現がありました。これは絶対ダメと感じました。ただそのことは、マスコミの皆様をはじめ、県民の皆様方に大変な誤解を与えてしまったということは申し訳ないと思っています。
(朝日新聞)
取材ルールを、そもそも作成を検討する、議会として検討するに至った経緯は、冒頭もご説明ありましたが、議会の議員の方からご意見があったということも、やっぱり時期を考えると海外視察や部課長会などで県議会を追求するような取材や報道が盛んになったことで報道を規制したいという意図が働いたのかなとどうしても見えますが、そこについてはいかがですか。
(藏内議長)
そういうことはありません。私どもが考えたのは、いわゆるその取材の場所はきちっと決めた方がいいのではないかということです。
(朝日新聞)
素案については、議長は中身、内容は事前に把握してなかったと説明されたと思いますが、改めてになりますが、叩き台とはいえあのような案が単純に作られただけではなく、主要会派に示され、もし意見が出なければ、このまま、報道各社に示されていたかもしれない状態を議長としてどのように受け止めていますか。
(藏内議長)
私が事前にチェックをしますので、あれが素案また案として通ることはなかったと思います。私は知りませんでしたが、その素案を見ようと思えば見れたと思います。しかし、九州各県議会議長会での出張、警察委員会での出張、そしてその後海外に出ましたので、私は素案は見ていません。
(西日本新聞)
私は海外視察の報告書を開示請求して、だいぶ読ませていただきました。多くの海外視察で、獣医師会やFAVA、FOFに関する用務が盛り込まれていました。もちろん、藏内議長の宿泊費や参加費など、一部獣医師会と按分にしている視察もありましたが、そもそも獣医師会の話がメインのものもあったのに関わらず、なぜ県議会の公式行事の視察になっているのかについてどうお考えでしょうか。
(藏内議長)
ご承知のように、COVID-19の発生後、福岡県議会では感染症に対する議論が盛んになりました。それを踏まえ、ワンヘルス推進条例が議員提案で成立しました。このワンヘルスの推進は、福岡県議会の大きな政策です。同時に、獣医師会も医師会とともにワンヘルスを推進するという考えです。
(西日本新聞)
ワンヘルスの推進についてですが、海外の相手の国と協定を結んで、お互いでワンヘルスを推進し合おうという協定の締結などもあったと思いますが、そういう海外でのワンヘルスの推進活動は、県民にどんな利益をもたらすのか、議長はどうお考えですか。
(藏内議長)
感染症というのは、パンデミックを起こすズートシス(人獣共通感染症)は、2日で世界中を回ります。とすると福岡県だけで感染症対策を行っても無意味です。九州が一つになったり、朝鮮半島、中国と一緒になって感染症対策を行わなければならないというのは、COVID-19で実証済みだと思います。
(西日本新聞)
一方で海外視察については県民の税金がもとになっている公費で行われています。藏内議長がホームページで公開している所信表明には、一人の人間ですから、獣医師であることと政治家であることを2つは切り分けることができないと書かれていますが、公費を使う以上は、政務、公務、獣医師としてのプライベートは切り分けて活動すべきだと考えます。今後は公務、政務、私用を切り分けるなどのお考えはありますか。また、少し強い言い方になってしまうのですが、県議会の海外視察を私物化しているという認識はありますか。
(藏内議長)
まず、感染症対策というのは、分野別横断的なアプローチがなければ感染症は防げません。医師だとか獣医師だとか、環境の研究者だとか、経済界、政治が一緒になって初めてこの感染症対策ができます。私は獣医師であると同時に、福岡県議会議員であります。ワンヘルスを推進するという点においては、これを分けることはできません。しかし、いろんな要請を受けて海外等に出かける場合に、私は県議会議員として、あるいは獣医師としてのその経費の分担は、しっかりと事務局に指示をしています。
(西日本新聞)
つまり、今後の獣医師会の用務などが含まれる県の海外視察は実施される可能があるという認識ですか。
(藏内議長)
内容次第です。先般、パリのWOAH、いわゆる人間でいうWHO、国際獣疫事務局ですが、その総会に出席をしました。それはWOAHの事務局長から特別の依頼があると、お聞きしました。それで総会に出席しお話をしました。その依頼の内容は、我々は日本医師会と日本獣医師会でこの感染症対策に対する国際会議を開くべきだということを世界医師会、世界獣医師会に提言をしました。2015年の6月にスペインのマドリードで第1回目のワンヘルス・コングレスが開催をされました。その時に私と横倉会長が講演をしました。そのことが高い評価を受け、ぜひ日本で第2回目をやって欲しいと、要請がありました。そこで、 2016年に北九州で第2回目の国際会議を開催しました。そのWOAHの事務局長からの依頼というのは、ぜひ第3回目の国際会議を開いてほしい。そのためには、やはり福岡県が持っているこのワンヘルスに対する人脈、これまでの経験を生かして、その話を進めてもらいたいと言われました。これはまさしく福岡県の国際貢献に当たるのではないかと思っています。
(西日本新聞)
先ほどの感染症の拡散防止などには海外の協力も必要であり福岡県だけではどうにもできないと言われたと思いますが、正直その辺の効果はなかなか目に見えて出すことは難しいと思いますが、いわゆる海外視察の成果に繋がることだと思いますし、成果の伝え方についてどうお考えですか。
(藏内議長)
要するに、福岡県民の健康を守るためには福岡県だけではダメで、このワンヘルスというものをきちっと周りの諸外国に理解をしてもらい、あるいは国際的にこれを大きな運動として進めていただく、このことが福岡県民の健康を守ることに繋がります。また、海外視察調査の成果については、これまで本当に我々は報告書等できちっと県民に知らせていなかったことを大きく反省しています。そこで今後、議会としては、広報のあり方を含めて、海外視察の成果についても報告をして、新たに県民の皆様方のご意見を伺いたいと思ってます。
(TNC)
以前に比べて、一人あたりの海外視察の費用が大幅に増加しているというところが見られます。どうしてそこまで高額になっているのか、そこの理由について教えてください。
(藏内議長)
実は契約事項にタッチしてませんので、よく分かりませんでしたが、物価高による飛行機代が極めて高くなった。また、ホテル等の宿泊費、現地における移動手段である車の借り上げ、それから通訳代、諸々の経費が高くなってます。円安もありますし、さらに最近ではイランの紛争においてかなりな影響が出ていることが分かりました。
(TNC)
このように高額な費用がかかっていますが、回数としては減らさないまま続けていくべきだとお考えですか。
(藏内議長)
回数ではなくて、その視察の中身だと思います。どういう目的で海外に行ったかということが大事です。ただ私は議長になりまして、諸般のことや費用対効果等を考えて、私の議長の任期は3月までですが、その間に何回海外に行ったかというのは、皆様方で精査していただきたいと思います。
(TNC)
ハワイに、この3年間で7回ほど行かれていますが、それだけ行った成果を教えてください。
(藏内議長)
ハワイとの交流は、我が福岡県の海外交流の始まりです。米軍が進駐していた経緯もあり初めて領事館が福岡に開設をされました。そのような経緯の中から、財界の方々、あるいは議会の先輩達がハワイ州との交流を始めました。しかし、このことがアジアとの交流を広げていく中で、どうして福岡はハワイとの直行便があるんだと、ハワイと友好提携が結んであるんだということを高く評価をされたとお聞きしています。そういったことを考えると、我が国にとってアメリカというのは非常に大事な国でもありますし、特にこの福岡に領事館があるということは、極めてこれは大きな、我々福岡県にとっての財産であり、友好関係をしっかり図っていくと。ただ単にハワイ州議会、あるいはハワイ州とだけ話し合って我々は行っているわけではありません。その都度、アメリカ領事館の総領事とも話し、目的を達成するためにハワイとの交流を重ねてきました。
(TNC)
そのハワイのホテルの料金が1泊11万円以上というこの金額感についてかなり違和感を持っている人たちが多いと思っています。1人当たり300万になるというのは世間で考えても、ちょっと高額すぎるのではないかと思いますが、この金額を聞かれて藏内議長はどのようにお考えですか。
(藏内議長)
高額だと思います。しかし、我々が行ったハワイでのこの視察は規定内で行っています、そのホテルに着いて初めて部屋が提示されます。私たちの方からどのホテルがいいとか、どの部屋に入りたいとか、そういったことは一切言ったことはありません。
(毎日新聞)
広報が大事だというお言葉がありました。金額が上がっている理由として、経費がもろもろ上がっているというお言葉もありました。この金額の内訳を出すというお考えはありますか。
(藏内議長)
今後やっていかなければならないと思っています。
(毎日新聞)
これまでの視察については出さないのですか。
(藏内議長)
PTで公表するということは決められていますので、どの範囲公表するのかというのは今後検討されると思います。
(毎日新聞)
報告書についても、今後は公表される方針を示されていますが、これは PT 以降のことを指されているのか、PT前のことも含めてお考えになられているのか、どちらでしょうか。
(藏内議長)
一つだけ議長として申し上げることができるのは、議会の海外派遣は議長権限です。その当時の議長が必要だと思って判断をし、その海外派遣を許可したと思います。私が議長になった間は、しっかりとした海外視察をやりたいと思います。報告書もしっかり作り上げたいと思います。
(毎日新聞)
報告書について、いつまで遡って公表される予定でしょうかということをお聞きしています。
(藏内議長)
それはPTで検討される問題だと思います。
(読売新聞)
海外視察は、いつも議員が、会派ごとに4、5人で行かれていると思いますが、先ほどお話を伺うと、例えば議長お一人でもいいのかなと思いますが、毎回4、5人行かなければならない理由はなんですか。
(藏内議長)
その海外視察の目的だと思います。議会から何人か希望者を募る、あるいは議長がこの人には行ってもらいたい、そういうことで訪問団が編成をされていると思います。しかし、私はアゼルバイジャンに国連の招へいで行きましたが、これは県議会議長としての招へいでしたが、私は一人で行きました。今後はこういったこともあり得ると思います。
(読売新聞)
契約については権限がない関与していないと言われましたが、議会内で旅行業者の方を拝見することは個人的には多く、旅行業者の方と議員が関わることは正直あったと思います。そういった中で契約のことを全く知らないというのは、ちょっと理解ができません。
(藏内議長)
その議会での関わりというのはどういう意味ですか。
(読売新聞)
旅行業者の方と議員はおそらく関わられることはあったと思いますが。
(藏内議長)
契約については、全く議会はタッチしていません。そのことについては議会事務局から説明します。
(議会事務局長)
契約手続きは議会事務局内で行っていて議員が例えば特定のこの旅行業者をというような話は一切ございません。
(読売新聞)
例えば何かお伺いとか、そういったこともなかったですか。
(議会事務局長)
はい。そうです。
(読売新聞)
議員との接触は普段からなかったですか。
(議会事務局長)
例えば視察が終わった後、旅行業者の方がご挨拶をされることはあったかもしれませんが、契約手続きにおいては、一切そういった関与はありません。
(KBC)
ハワイの一泊11万円について、高いという受け止めを話されていたと思いますが、これは宿泊された当時、もちろん金額はわからなくても、ホテルのグレードなどはある程度わかると思いますが、宿泊した当時にそういった感覚をお持ちでいたのか、それとも今考えればという思いなんでしょうか。
(藏内議長)
基準内でのホテルの部屋を提示されたと思っていますので、そのようことを感じたことはありませんし、特段、特別な部屋ではなかったと思います。ある一部の報道で非常にグレードの高い写真付きのホテルが報道されていますが、あのようなものではありません。
(RKB)
海外視察の大きな目的の一つとしては、ワンヘルスの推進、意見交換などがあったと思います。先ほど私物化というワードも出ましたが、世界獣医師会の会長になるための目的もあったのでしょうか。
(藏内議長)
ございません。
(RKB)
それは世界獣医師会の会長選挙に全く関係ない。関係者とも会ったことはない。
(藏内議長)
福岡県議会が私を応援していただくのは大変心強いです。しかし、票を持っている人たちは全く別世界の方々でして、しかも電子投票での決選です。ですから、そういったことはありません。
(RKB)
そういった関係者の方々に海外視察の中で会ったことはないという理解でよろしいですか。
(藏内議長)
はい。英語が通じませんから。
(RKB)
現状、海外視察の公費は情報公開請求をしないとわからない状態になっています。かつて議会事務局は独り歩きしてはいけないという理由で、公費の全体像を明らかにしないという説明をされていましたが、透明性を高めるためには、公費がどれぐらいかかったのかについて、積極的に公表していくべきだと思いますが、議長のお考えをお聞かせください。
(藏内議長)
その通りだと思います。
(議会事務局長)
今まで確かに情報公開請求に基づいて公表させていただいています。今、議長のご発言がありましたので、PTなりでどういった形で、公表していくのか等々含めて検討します。
(RKB)
現状はまだ情報公開請求しないと明らかにしないという姿勢は変わらないということですか。
(議会事務局長)
今この場ではですね。ただ、前向きには検討します。
(藏内議長)
検討させます。
(FBS)
先ほど、ホテルの一泊の料金に関して特に泊まった時は高額だった、ハイグレードだったという認識はなかったということでしたが、特に高額という認識がなければ、今回話題になっている海外活動中に使ったお金っていうのは全て県民の税金から出てくるお金の使われ方として絶対に必要で間違いのないものだったと思われますか。
(藏内議長)
海外視察は全てが税金ということではありません。個人で参加をする人も多数いますので。費用対効果については今後十分に考えていくべきと思っていますし、ただこれまでの視察が規定外だったのかというところは監査でもそれはおかしくないと言われています。
(FBS)
今、改めて金額を聞かれて高額だったというご認識はあるということだったのですが、これを踏まえても、これまで使ってきたお金というのは間違いのない、絶対に必要なものだったと思われますか。
(藏内議長)
高額だったから必要ではないということは、私は考えません。それだけの効果があれば、福岡県にそれだけのメリットがあれば、すぐ効果が出なくても将来的に福岡県の発展に繋がるということがあれば、私は必要だと思います。我々がやった視察は必ずこのことが生きてくると思っております。
(FBS)
ハワイでの視察は必ず11万円、12万円なりのお部屋が必要だったと考えられますか。
(藏内議長)
今にして思えば、我々は与えられた部屋に行くだけですから、我々からどこに泊まりたいとか、どのホテルがいいとか、そういったことは一切申し上げることはありません。しかし、私は議長として、リーズナブルなホテルがあって、ハワイ州政府もセキュリティ上問題がないということであれば、そういったところにしたいと思います。前回、中尾副議長がハワイを訪問した時にはすでにそうなっていると思います。
(FBS)
これからはそういう意向を伝えるつもりですか。
(藏内議長)
今日申し上げましたから、そうなります。
(TNC)
先ほど個人で参加しているものもたくさんあるという話でしたが、政務活動費で行かれている議員もたくさんいると思います。その議員の視察に関しての内容や費用も併せて公開されるお考えはありますか。
(藏内議長)
今後必要だと思います。
(TNC)
冒頭のところでより詳しい報告書が必要とご認識を示されましたが、報告書の今後についてより詳しい報告書が必要で公表をしっかりしていかなければいけないと言われましたが、もうちょっと具体的に、今後報告書の内容の示し方、あとは頻度、形について新しいルールづくりを進めていく認識でいいですか。
(藏内議長)
必要であればやりますが、今回ちょっとミスもしていますが、中国に関する報告書はかなり内容が充実していたと思いますし、もっとそういう報告については充実をしなければならないと思います。その報告書について、いろいろ県民の方が疑問に思ったり、これは海外視察に値しないという意見が出れば、我々にとってそれは大切な指摘だと思うようになると思います。
(TNC)
報告書の公表の時期、タイミングですが、ルール化して2ヶ月以内、2、3ヶ月以内と定めている議会もありますが、そういう公表のタイミング、時期についてもルール化するということもありますか。
(藏内議長)
その視察の中身によって報告書の作成も時間がそれぞれ違うと思いますが、なるべく急がせます。
(NHK)
議長は今後も海外活動を続けられるお考えだと思いますが、改めて県民の納得感や説明責任を果たしていくことについて、お考えをもう一度お願いします。
(藏内議長)
今、我々の責任でもありますが、我々の海外視察、調査、訪問というものが非常に県民の方々から疑問を投げかけられています。ですから、報告書の中でしっかりとした活動をお伝えするということが、一番大事だと思います。海外旅行は続ける考えは一切変わることはありません。先週、アゼルバイジャンに参りました。これは国連ハビタットの総会ですが、ご承知だと思いますが、国連ハビタットを福岡に誘致するときには大阪、東京との競合でした。ぜひ福岡に国際機関が欲しいという財界、マスコミ、福岡県の要請を受けて、我々県議会もその取り組みを行ったところです。その後30年間、交流を続けてまいりました。お互い行き来をしようと、あそこの事務局長の任期が4年ですので、事務局長が就任をされたら必ず県議会に来ていただいています。ただ、我々でもそんなに頻繁に行くわけは行きませんので、何年かに一回は行きましょうということで3回ほどハビタット訪問をしています。そういった積み重ねがあったから今回のアゼルバイジャンでの3万人ぐらいお集まりになった国連のハビタットで福岡県がセッションを設けて、ワンヘルスによる災害復旧ということを報告することができました。これは初めてのことだと思います。長年交流し、信頼関係を作り、MOUを結んだ。こういった成果だと思っています。海外旅行じゃなくて、海外活動です。
(毎日新聞)
確認させてください。現在公表されている2件の報告書は中身が十分だとお考えですか。
(藏内議長)
中国の報告書はあれで十分だと思います。ただ私はかなり主体的に中国政府と交渉していますので、まだここでは申し上げられないことがあります。できればそういったことも書きたいと思いますが、やはり相手様のあることですし、そこの部分はいずれ公表できるときにしっかり公表したいと思います。
(毎日新聞)
逆に言いますと、もう一件のエジプトについては不十分だという認識ですか。
(藏内議長)
エジプトはこれまで通りの報告書だったのだとすれば不十分でしょうね。
(毎日新聞)
具体的にはどういうところが不十分だというお考えですか。
(藏内議長)
エジプトの報告書は確認してまた申し上げます。
(毎日新聞)
中身については、議長はご確認されていないのですか。
(藏内議長)
はい。
(毎日新聞)
わかりました。
(TNC)
中国の報告書が充実しているとお考えになっていることについてですが、見る限り藏内議長が現地で何を話したかという点については確かにいっぱい書かれていたと思いますが、その結果こうなったという点については、読み取れないかなと思いました。どこが充実していると議長がお考えなのか逆に教えてもらい、そこがないとこの先どう充実していくのかわからないので教えてください。
(藏内議長)
中国政府2か所訪問しました。日本で言えば厚生労働省、農林水産省の相手は技官トップです。この方々と大陸における感染症の問題、それが我が国に及ぼす影響、また我が国のそういったことに対する対応等、意見交換をしました。これは非常に大事なことだと思います。その中で、本当に今申し上げたいのですが、向こうからのいろんなオファーがあります。こういうことをやりたいとか、日本でこれができないかとか、そのようなことをたくさん話を聞いてきていますので、それを達成しようと思い、今頑張っているところです。この中国の訪問は日中韓首脳会談で、岸田総理に、ぜひ感染症の問題を取り上げていただきたいとお願いし、岸田総理は韓国に行かれました。同時に、韓国の当時の大統領には、韓国獣医師会の会長が直接話をしました。それはなぜかと言いますと、中国が感染症で非常に大きな問題があります。この問題を日本と韓国から提案すれば、中国はウェルカムではないかと私は思いますと、そういう話をしました。実際、日中韓首脳会談が行われたら、3カ国で感染症をやるということを明言されました。それを踏まえて、実は中国に行ったわけです。
(西日本新聞)
議長、副議長のパーティー券をめぐる部課長会の問題については、先日公表された正副議長所信表明で、県議会および議員とは関わりのない、県職員側の問題とされています。これは見方によっては、県職員側に責任を押し付けているようにも見えます。そもそも県議側が大量のパーティー券の購入を依頼しなければ、部課長会でパーティー券を補助する仕組みも生まれなかったと思います。大量のパーティー券を各部に預けた行為自体が、職員がパーティー券を部内で行き渡せる際に政治資金規制法で禁止されている不当な斡旋行為を誘発するような恐れにも繋がると思います。議員側にも責任はあったのではないですか。
(藏内議長)
部課長会の存在を私も知りませんでしたし、知事もご存知なかった。部課長会のOBの方に聞くと、あくまでこれは懇親あるいは相互補助の組織であり、たまたまその正副議長の就任祝賀会等に使われているということであって、この部課長会の存在と言いますか、親睦あるいは交流として部課長会が存在していたということは良いことだと思っています。ただご本人の意思が明確でない中で、祝賀会の費用に充てられたということはあってはならないと思います。あくまでこれは執行部側の問題だと思いますが、執行部側が今回、部長通達が出され、明確なラインが出されていますので、それをしっかり踏まえてお考えいただければよく、我々から、参加されようがされまいが一切とやかく言うことはありません。
(西日本新聞)
県議側が結局知らなかったというお話もありますが、本紙が取材したところでは、議長の経験者、副議長の経験者で部課長会からパーティー券を買っている話を知っている方もいらっしゃいました。先ほど議長は、県議側は知らないとおっしゃって。
(藏内議長)
私が知らない。
(西日本新聞)
議長が知らない。
(藏内議長)
私は一切そういったことをお願いしたことはありませんから。
(西日本新聞)
そうなると議長が知らないということで、議会全体の責任というのは、部課長会で課せることも後ほど知られたということですが、大量のパーティー券を執行部に預けていた、案内していた議会の責任というのは改めて無いのでしょうか。
(藏内議長)
だから私はもう今後ご案内をしないと。こういうことにしました。
(西日本新聞)
今年の6月の議会だよりの正副議長所信表明のコーナーを拝見したのですが、そこには、「昨今の一部マスコミによる偏った本質を捉えない報道や情報発信により、皆様に県議会の活動に対する誤解や不審が生じている」と強く記載されていました。偏った本質を捉えない情報発信とは、具体的には何を指しているのでしょうか。
(藏内議長)
私どものこの議会活動において、特に海外調査、視察については厳しい記事を書かれています。ただ、その成果について少しは報道していただきたいと、常日頃からずっと思っておりました。ですから、海外活動等々の批判というのは、これは受けなきゃならない。受けなきゃならないが我々のやっている活動も全体像を示していただきたいと、そういう思いがありました。そういうことの表現です。
(西日本新聞)
部課長会に関しては、偏った本質を捉えない報道情報発信は特に思いはないということでしょうか。
(藏内議長)
部課長会。
(西日本新聞)
今、先ほど議長が説明されたのが、結局偏った本質を捉えない報道ということで、海外視察のことをおっしゃられたと思いますが、部課長会、いわゆる議長副議長パーティーを県側が組織的に買ったこと自体には、その偏った本質を捉えない報道という思いは特にないということでしょうか。
(藏内議長)
職員の中にもいろんな意見ありますが、その全体としての職員の方の意見を書いていただければありがたいと思います。ただ私たちは古い慣習はやめなければならない。こういうことですでに我々議会として議会改革を進めているとるところです。
SNSのことですね。大概ひどい目にあっていますので、議会だよりの正副議長所信表明はそのことを念頭に言っています。
(西日本新聞)
先日、議会事務局のホームページで公表された「県職員OBに伺うと、先の地方紙が部課長会の実態、パー券の組織的販売の実態は、議会対策費に使われていると報じたのは、全く誤報だと断言」という記載があります。これは一体どういう根拠に基づいて誤報だと言っていらっしゃるのでしょうか。何人のOBに聞いた上で誤報と書いているのでしょうか。
(藏内議長)
個人的なことですので、何人に聞いたということは申し上げませんが、かなり複数の方と我々は意見を聞きました。その方々はしっかりと答えていただいています。
(西日本新聞)
何人というのは、例えば数人とかどれぐらいになるのでしょうか。
(藏内議長)
桁が一つ違いますね。
(西日本新聞)
本紙は、職員やOB、こちらも数十人の証言を聞いた上で報道しています。部課長会や部長会費は、議長、副議長のパーティー券だけじゃなくて、例えば議員の方との懇親会費、飲み会代とかそういったものにも支出されていて、それが結構多額の金額だったというような証言を得ています。誤報だと書いたことを撤回する考えはないのでしょうか。
(藏内議長)
ありません。
(西日本新聞)
ないですね。
(藏内議長)
そうじゃないと言っているOBの方もたくさんいるわけですから。私たちの希望は、そういう批判はしっかり書いていただきたい。しかし、一方こういう意見もあるということを付け加えていただきたいと思います。
(共同通信)
部課長会のパーティーの関連で、もう案内は出さないと明言されましたが、まだ個人での購入は可能な状況になっています。長崎県では県職員は購入を自粛した内規があると聞いていまして、約20年前からあって、県職員によると今でも抑止力が働いているというような話がありました。藏内さん、案内は出されないと明言されましたが、口頭だと将来的には、お辞めになられたりどうなるかわからないという、中長期的なことも考えて、改めて議会が県職員側にこうしたパーティー券の案内を出さないという明文化の必要性についてご意見伺えないでしょうか。
(藏内議長)
そのことについては、各会派で対応するとなっております。自民党県議団としては、議員総会で明確に今議会中にそのことを決めたいと思っています。ところが日本人の習慣といいますか、慣習というか、お祝い事っていうのは案内がないと行けませんね。そういう中で、現職の方、OBの方、かなりの方が行きたいとか、あるいはお祝いをやろうと、言っていただきますので、そういった分については、これは我々側の話ではなくて、執行部側がそういったことについては整理をされるべきじゃなかろうかと思います。
(FBS)
これまで県職員の方々からなにか忖度があったかなかったか、そういう点はわからないと議長は言われましたが、実際に中間報告でそういった考えがあったという意見も出ていて、これについて忖度をさせる何か言動があったのかという点はどうお考えですか。
(藏内議長)
そういったことは私はありません。ただ、忖度を甘んじて受け取ったのかなと思います。今後しっかり議会改革をやっていこうと古き慣習はお互いになくしていこうと進めているところです。
(FBS)
ご自身はそのつもりはなかったが、もしかすると忖度をされたかもしれない。これについては、今振り返ってもしかしたらこういうところが忖度に繋がった可能性があるんじゃないかと思い当たるところはありますか。
(藏内議長)
具体的にありません。
(FBS)
これから何か改善していくというのはどういった点を改善されていく予定ですか。
(藏内議長)
議会と執行部の付き合い方、執行部の議会に対する接し方。こういったことは、過度にならないように。いつも言っていますが、私はアナログの人間です。しかし今はデジタルの時代ですから、スピーディーに透明性を持って無駄を省き、例えば議会と執行部の虚礼を廃止し、そういったことはすでにやっています。
(読売新聞)
議員側はどういったことを意識されるんでしょうか。
(藏内議長)
議員側もこれまでみたいに執行部に対していろんな付き合い方があると思いますが、議会でのこの活動等について、これはもう車の両輪であると、お互い切磋琢磨してやっていく、そういった気持ちで、議会も執行部との付き合いをしなければならないと思っています。
(読売新聞)
具体的にいうと、どういう。
(藏内議長)
職員の負担を軽減する。虚礼廃止、過剰に挨拶に来られるというようなことを廃止する。あるいはその議会に対する過剰な対策は逆に我々もお断りしたいと思っています。
(読売新聞)
過剰な対策とは今までどういうことか。
(藏内議長)
説明等についても、かなり細部の件についてありましたので、必ずそういったものを私本人にされなくても、例えば私の秘書だとか、あるいは自民党であればその受付にこの議員にお渡しいただきたいと言うようにすれば、随分執行部の負担は軽くなると思います。また、これまでやった改革の中でも、昔は代表質問と一般質問とを連続でやっていましたが、これは執行部にとって極めて重労働だったとお聞きしたので、ここは間で1日休みを設けるということも行ってきています。簡素化、合理化というものを今後進めていきたいと思っています。
(毎日新聞)
確認も含めてですが、議長は議長就任パーティー以外では県職員に対しては全く案内を出していないということですか。
(藏内議長)
もう20年近くやっていません。
(毎日新聞)
1回目の議長の就任の時には出されたのでしょうか。
(藏内議長)
それは議長就任祝賀会ですから。私の政治資金セミナーは1回も出してない。
(毎日新聞)
議長の就任の時には、かなり大勢の県職員の方が来られていたかと思うのですが、その認識自体はあったのでしょうか。
(藏内議長)
いや、多かったですね。
(毎日新聞)
なぜそのような大人数が来ていると当時、お考えになりましたか。
(藏内議長)
当時47歳の議長になったばっかりですから、こんなものかと思いました。
(毎日新聞)
去年の政治資金パーティーについては。
(藏内議長)
私は議長の就任祝賀会は行っていません。今の話は2001年の議長就任祝賀会の話です。
(西日本新聞)
取材制限のルール化を指示した件で、この原案について議長は何日にご存知になられたのでしょうか。
(藏内議長)
そういったものが出回ったというメールで、こんなものがあるのかということを地球の裏側で知りました。帰国して5月21日に知りました。議運の委員長がその草案を受理したのが5月13日だと聞いています。この日、私は県外で九州議長会に出席し次の日は警察委員会の管内視察に出ています。またその後、次は確か土曜日から海外に出ていますので原案を見るタイミングがなかったと。でも原案を出してくれって言ったら私に教えてくれたと思います。あなたからのメールは21日でした。
(西日本新聞)
これは、原案について、例えばメールやラインがそもそも届いていたけれども、見ることができなかったのですか。
(藏内議長)
一切ありません。あなたからのメールです。
(西日本新聞)
いろいろ取材して慣例的には議運の委員長であったり、議会事務局からだったりなんらかの連絡が必要な通例ではないかという方が多いんですが、そのあたりについて、今回だけたまたま連絡がなかったのか、そういった議運小のレベルでは、そういうものが、共有しないというものが慣例になっていたのですか。
(藏内議長)
何度も申し上げていますが、私は議長になって議会改革をやると、こういうことで言っていますので、素案を作るいろんな論議をする、そして案として出そうとする前に私のところに来ると思っています。それまでは逆に私がいろんな意見を与えると、そこに集中してしまいますので、自由な論議ができなくなるのではないかと思って、私はきちっとした整理ができてから上げて欲しいと申しています。
(西日本新聞)
今回の取材制限のルールというのは、知る権利に関わる内容で、それを現場任せにするっていうのは、無責任な指示を受けかねないといますが、そのあたりはどうでしょうか。
(藏内議長)
現場任せにはしていません。案として出す前には私がチェックしますから。
(西日本新聞)
今回はチェックをされてなかった。
(藏内議長)
チェックする前にあれは出ちゃった。
(西日本新聞)
議運小には諮っていたと思いますが。
(議会事務局長)
まず我々の方としてはその議運小のある意味たたき台という形でお出ししています。中でいろいろとご議論いただいて、必要な修正が出れば当然そういう修正をして成案に持っていく。その際に成案になったあかつきには議長の方に報告というような考えでいましたけれども、大変、誤解を招く内容が含まれていますので、そのことについては深く反省をしているところです。
(西日本新聞)
今回、ルールの原案づくりは、議長との非常に近い議会事務局の参与の方もルール作成には関わられています。その方から、例えばこういった内容でいくとか、事前にある程度の論点整理のようなものを示したり、そういったことはなかったんでしょうか。
(藏内議長)
もうその方とは、私は何十年もお付き合いをしています。そして大変素晴らしい政策を一緒に作りました。完璧に私はその人を信頼していますので、その方はある程度のしっかりしたものができないと私には報告していません。
(西日本新聞)
今おっしゃったことは、議会事務局の参与の方は今回のことに関与されているというのは認められますか。
(藏内議長)
私はおそらく意見を聞かれたりしていると思いますよ。それだけの人物ですから。
(読売新聞)
この今回の報道規制の話であったり、海外視察の報告書とも被るんですけれども、やはり情報公開に対して県議会が消極的なんじゃないか後ろ向きなんじゃないか、説明責任を果たすというお気持ちというか、少し見えないんじゃないかとどうしても受け取れるんですが、それについてはどうですか。
(藏内議長)
そういう受け止め方をされないように改善していかなければならないと思います。しかし、この情報公開をどう改善すればいいかという明確な案等は持っていません。むしろ、この情報ということについてはマスコミの方々の方がより詳しいと思いますから、皆様方の意見も聞きながら、どういう形がいいのか、どういうルールが作れるのかとういうものを考えていきたいと思います。
(RKB)
福岡県庁ではワンヘルスに関する予算が多く充てられていますが、藏内議長自身が県に対してワンヘルスに関連する事業に関して予算を確保するように働きかけたことはありますか。
(藏内議長)
予算はありません。政策的には多くの話はしています。例えば、教育の問題、教育の中でワンヘルスをどう捉えていくかという話。もう一つは、今、感染症の感染源はほとんど野生動物であります。しかし、我が国は野生動物をサーベイランス検査する法律がないんです。あるのは家畜伝染病予防法だけです。これは昭和26年にできました。私は28年に生まれて、この当時アレルギー、自然保護、野生動物という言葉はありましたが、全く対象になっていませんでした。ですから当時作られた法律は家畜伝染病予防法、家畜なんです。牛とか馬とか羊だとか、鶏、めん山羊、ウズラ、これが対象になっております。しかし、今日の感染症を見ますと、その感染源のほとんどが野生動物です。豚熱という、今、福岡県でも100以上の実例が出ていますが、これ昔で言えば豚コレラです。いつこのウイルスが変異するかもわかりません。そういったものに直接手が出せないんです。だから私は今回、家畜保健衛生所を動物保健衛生所に変えるべきだと20数年来、農林省に言ってきましたが、農林省はまだ家畜伝染病予防法を変えるだけの体力がないということで、私の考え方はよくわかりますということでした。それで今回、福岡県で作る条例で、横出しで、動物保健衛生所というものを考えられないかといったことは、県議会が作る条例の作成の時に関わりました。しかしこれは今、我が国では大変高い評価を受けていると思います。ですから、そういったところでの話、政策的な話はいろんなところでやっています。だが、予算をつけるとか、どうしなさいとか、そういったことは申し上げません。
(RKB)
こういった事業を始めて欲しいとか、こういったものを作ってほしいと、議長自身から何かお話しされたことっていうのは特にないという理解でよろしいでしょうか。
(藏内議長)
動物保健衛生所。
(RKB)
それ以外は特にないという。
(藏内議長)
ありません。
(共同通信)
取材規制のルール関連で、弊社の方で、46都道府県を調べて、今回福岡県でご検討されているような同様のものはないというような結果でした。たたき台の時に、あの議会事務局の方では、他県の事例を調べてないというようなこともありました。こうしたルールを作る際には、全国とは言わなくても、隣県の事例等々と一定程度、調べられてからルールの検討に入るべきじゃないかなと思いますが、考えを伺いできますでしょうか。
(藏内議長)
何のルールですか。
(共同通信)
取材規制の関係です。
(藏内議長)
それは当然あの案が固まる前にはそういったことは必要だと私は思います。だから指摘していると思います。それは。
(共同通信)
今回はそれよりも前の段階だったからということですか。
(藏内議長)
私は何人かのマスコミの方にも言いましたけど、ぜひ助言いただきたいと。我々にはわからない部分が多いと申し上げていましたが、残念ながらその機会はございませんでした。でも、白紙にしましたので、今後しっかりと検討をして、いろんな今課題となっていることについての解消に向けていきたいと思います。例えば、国会でも、国会とマスコミとのこの関係については何年もかけて議論がされて今日の制度になっていると聞いていますので、そういった点もよく我々は勉強していきたいと思っています。
(TNC)
先日、福岡県警に刑事告発を受理されています。このことの受け止めを教えてください。
(藏内議長)
後で知りました。なんで訴えられているのかという中身も聞きました。しっかり警察で調査いただきたいと思います。
(TNC)
実際に警察の方から何かアクションをありましたか。
(藏内議長)
ございません。
(TNC)
ワンヘルス事務局について伺いたいのでが、あれは任意団体と聞いています。その場合、収益や税金は今どのように処理されているのか教えてください。
(藏内議長)
利益も出てないし、どんな税金かかるのか調査してみます。
(TNC)
この間開かれたパーティー券の収入は税金かからないんですか。
(藏内議長)
パーティーではございません。
(TNC)
つどい。
(藏内議長)
経費を全部差っ引いて、FOFの運営と活動に充てることになっています。
(TNC)
そこには税金かからない認識ですか。
(藏内議長)
調べてみます。
(FBS)
たたき台とはいえ、取材に規制がかかる方向での案が出たこと、また、そもそも取材に関して何かルールを検討するようにという、まず端を発した指示があったことに関連して、藏内さんは全国都道府県議会議長会の会長でもいらっしゃいますので、全国でもちろん、透明性、説明責任を果たすような開かれた議会というのが目指されている中で、この流れには逆行する形になっていると思うんですが、これに関してはどう考えられますか。
(藏内議長)
だから白紙にいたしました。
(FBS)
白紙にする前に、そういった案が出ていた、もしくは、その方向での検討が進められそうになっていたことについては、振り返ってどう思われますか。
(藏内議長)
もし、そういう話を私が耳にしていたら、その場で「こんなことはやめなさい」と申し上げます。
(FBS)
今もそうしましたら直接言えなかったので、結局そういった何かしらのルールを作るかという委員会が開かれていたりとか、その叩き台としてそういった案が出てきたりしていた、この県議会の状況についてはどう思われますか。
(藏内議長)
規制というのは、全く我々は考えていませんで、例えば、ぶら下がりを受けるときに、我々は非常に緊張して十分に短時間で答えることができないこともあります。そういった時のためにきちっとルールを作って、皆さん方も時間的になるべく早く会見をしたいという気持ちはあると思います。そういった時に対応できるように、例えば議会の中で、この部屋でそういったことがあれば、正副議長が責任を持って受けますよとか、あるいは担当する議員がいればそこでやっていただくとか、取材の場所について先ほど申し上げましたように、議員控室には議員が机の上にいっぱい書類を重ねているんですね。その中にはいわゆる執行部からまだ部外秘という資料もございますので、そういった時のためには受付で、きちんと誰々と会いたいと、こう言っていただければきちんと会うと、そういったことを考えていました。
(西日本新聞)
県議会が関連する問題。パーティーの組織的な県の購入とか、先ほど謝られた取材規制の問題、そして不透明な海外視察、このところ続いていますけど、責任を取られて議長職を辞められるようなお考えはないんでしょうか。
(藏内議長)
私は今回の問題をルール化すべきはルールを作る、また議会改革をやるべきところはやる、それをやるのが私の仕事です。
(西日本新聞)
議長副議長所信表明の方で、あのワンヘルスの活動について、私の政治活動とみなされているような報道もありますと。
(藏内議長)
多い。
(西日本新聞)
その点で、政治家という側面だけを強調して報道されていることに遺憾の意を示されています。ただ、実態としては、藏内議長の影響力の大きさから、多額のワンヘルスに関する公費が付いていることが実態だと思います。そういう報道がされたくないのであれば、公費を付けなければいいと思うんですが、その点はいかがでしょうか。
(藏内議長)
感染症が発生するのと、どちらがいいですか。COVID-19以来どれだけの感染症が発生していますか。全く未知の世界ですよ。我々が大学で習ってない感染症が多発している。そういったことを考えれば、プライマリーケアというものは大事ですから、ワンヘルスは推進しなければならない。このことは福岡県民の健康に大事なことだと私は思っています。
(西日本新聞)
政治家としての影響力があるからこそ、ワンヘルスに多額の経費が付いた上で政策が進んでいるので、そこは政治家として活動されて、そう記事で書かれても仕方ないのではないでしょうか。
(藏内議長)
政治家として活動しているからワンヘルスの経費が余計に付いているとは思いません。ワンヘルスというものの重要性を十分認識をされて、執行部は政策を立て、予算を付けていると思います。
(西日本新聞)
先日、本紙で報道しましたが、自民党県議団の方で、議会での質問を作る際に、県職員を通じて他会派の質問案を横流し、自民党の質問案に反映させているという証言を多く得ております。議長は知っていたのでしょうか。受け止めも含めてお願いします。
(藏内議長)
知りません。それが事実であれば、調査が必要であればやろうと思います。
(西日本新聞)
調査は自民党内のですね。その調査というのは公表していただけますか。
(藏内議長)
調査の結果。
(西日本新聞)
はい。
(藏内議長)
当然やります。
(西日本新聞)
よろしくお願いします。
(藏内議長)
聞きに来てください。
(西日本新聞)
取材制限の点で、議長はそもそも原案をご存知なかったということですが、取材制限のルール化も含め、これを議長に諮問された、その行為については、そもそも問題がなかったと思われますか。
(藏内議長)
諮問というか、こういった意見が議会内にありますと、議運の委員長が私に話をしました。ですから、私としても先ほど言った取材の場所だとか、そういったことをやらなければいけないと思っていましたので、県議会内に取材に対するどういう意見があるのか、そういったことを整理したらどうかと私は申し上げました。そして、その検討をするならば、議運の小委員会だろうねと、板橋議運委員長には申し上げました。
(西日本新聞)
苦情の内容が議員控室の問題に絞って説明をされたんですが、実際の原案には、カメラを向けられて不安である、急なコメント取材を求められたっていう、どう見ても、一連の海外視察を念頭に置いた苦情であるというふうに書かれていたんです。先ほどのご説明では、ある意味、会派の自治がある議員控室の中だけに絞られて、それが苦情だったというのは、少し問題を矮小化されようとしているように受け取ったんですが。
(藏内議長)
海外調査視察の問題が新聞で報道される以前からその意見はございました。
(西日本新聞)
ただ議会事務局に取材すると、明らかにこういったものを念頭に置いているというふうにおっしゃっていますが。
(藏内議長)
私は全然そうだと思っていません。長年の私の県議会議員としての経験、体験から、議長としてしっかりここのところは決めるところは決めていかなければならない。ただどういう意見があるかはしっかり聞きなさいと、そしてマスコミの方々にもどういった考えを持っているか聞きなさい、とそういうことを申し上げています。
(西日本新聞)
先ほどからいろいろお聞きすると、議運であるとか議会事務局が先走って決めたと、少し責任転嫁のようにも受け取れるように聞こえたんですけど。
(藏内議長)
先走ったと思いません。一生懸命考えていたと思います。あの板橋議運委員長に、なんかの叩き台がいるか、あるいは全く白紙で検討してもらった方がいいかと、こういったことを言われたと聞いていますので、そういう中からああいった叩き台と言いますか、原案の原案みたいなのは、いわゆる検討する対象ではなく、一つの材料として出されたと私は思います。
(西日本新聞)
あの原案自体は問題であるが、ルール化の是非も含めた全体を議論すること自体問題なかったという認識でよろしいですか。
(藏内議長)
ルールも、取材制限のルールではない。私はウェルカムだと言っていますので、ただ取材の場所等について少し皆様と話をさせてもらえばいいなと思っています。
(西日本新聞)
今回、一連の問題について、政治倫理に関わる問題だと思うんですけど、例えば政治倫理審査会とか、議会には調査権というものがあるのですが、そういったものでしっかり議会として何かを調べて、報告書をまとめるといったお考えはないでしょうか。議長が要請すれば、それは可能だと思います。
(藏内議長)
政治倫理ですね。研究してみます。私がまず研究してみる。その政治倫理にどう今回の3つの課題が関わるにかということがわかりませんから。
(西日本新聞)
海外視察で確認させてください。監査委員会とかに海外視察で議長が他の議員よりグレードの高い部屋に泊まっているということがあったと思うんですが、それは今後も続けるんですか。
(藏内議長)
議長は当然、今までグレードは少し高くなっていたと思います。それはやはりいろんな会議を議長室でやるということはたくさんございました。あるいは現地の方々が訪問されるということもございましたので、議長はそういったグレードだったと思いますが、それはすべて基準内のものだということを聞いています。
(西日本新聞)
基準内と言われましたが、規定は全て超えていて、人事課が特別に許可して増額されている、全てそういうものだと考えています。その上で、先ほどおっしゃられていたように、議長のグレードの高い部屋に関しては、要人とかが今後来る可能性があるとおっしゃられていましたが、実際に、例えばここ2年間でそういった議長の部屋に要人が訪れて、何か折衝したとか、そういった経験はありますか。
(藏内議長)
私は議長になって今一年目ですので、私が行った調査ではそういった関係者が来られることはございません。ただ、訪問だとか交流の場合には、県人会の方々や相手方の関係者だとか、頻繁に日程が変わるということもありますので、そういった話し合いが行われたとは聞いております。ただ、基準がどうなっているのかというのは事務局から言ってください。
(議会事務局長)
確かに基準額では収まりきれないという部分については人事課の協議の上でそこの承認をいただいているというのは事実です。
(西日本新聞)
議長が他の議員よりグレードの高い部屋に泊まるというのは今後も続けるという認識でよろしいでしょうか。
(藏内議長)
私は知事の発言をマスコミで見まして、皆さん、一緒の部屋になるということを知事がコメントされていたようですので、ぜひそうしてもらいたいと思っています。
(西日本新聞)
報告書の公開についてなんですけど、2024年の6月の PT の時点で報告書を公開するとおっしゃられてから実際の公開までに2年近くかかりました。公開すると言っても本当にいつ公開するのか、なかなか信じにくい部分もあります。今、この場でいつを目処に公開するのかというのを教えてください。
(藏内議長)
今、いろいろ関係された議員に話を聞いて作成をしていると聞いておりますが、なるべく急がせます。
(西日本新聞)
MOUを結んでいることを海外視察の大きな成果だと主張されています。ただ、県民としてMOUの内容も分からなければ、一体どんな効果があるのか、正直、実感しにくい部分があります。議長は、相手の議会とか相手国とMOUを結ぶことで、県民にどんな利益をもたらしているか、どうお考えでしょうか。
(藏内議長)
かなり大きな影響があると思います。MOUというのは覚書でございますから、福岡県が考えていること、福岡県がやろうとしていることをそれぞれの国、州、県が理解してくれなければ調印できません。しかもこの MOU 調印には、ワンヘルスであれば、大学が絡みます。バンコクであればチュラロンコン大学、ハワイであればハワイ州立大学、こういったところとの学術的な意味合いも含めたMOU でございますので、極めて価値の高いものだと私は思っております。このことは将来、福岡県にとって極めて大きい影響を与えてくれると思っています。
(西日本新聞)
あくまで将来的なことで、現時点でどんな影響があるかというのは明言できないということでしょうか。
(藏内議長)
現時点で海外調査の成果というのはたくさんございます。しかしこれはきちっと今後我々議会の広報の中でやっていきたいと思います。
(議会事務局長)
今月6月5日(※1)に海外との交流活動ということで、議会のホームページに上げていますが、各議連の活動等々を含めまして、公開しますので、そういったのをご覧いただければと思っています。
(藏内議長)
それから、これまで議会だよりを出しておりましたが、極めて閲読率が低いという指摘がありますので、これもどういったやり方が一番効果的なのかということを新聞各社に協力をいただいて、折り込みでやっておりますので、新聞各社の意見も聞きたいと思っています。
(西日本新聞)
刑事告発されている内容について、旅行会社から議長らが利益を受けているんじゃないかという内容だと思いますが、そういったことは実際はあるのでしょうか。
(藏内議長)
一切ございません。
(朝日新聞)
最後に藏内議長の方から逆に何か言っておきたいことや補足しておきたいことなどはありますか。
(藏内議長)
各議会ぐらい皆様とこういう意見交換ができればと思います。今回はいろんな課題がありましたから私もできるだけ早めにやらなければならないと思ってぶら下がり取材をやりましたが、その取材のあり方についてよく私も理解するところはなかったので、こういう会見であれば、私はやりたいと思っています。ただ6月1日にやると言ったことは、私は明言してないと思います。あの日は台風も来ましたから、いろんな状況変化がありますので、前日かその前日ぐらいから一番強い警報が出されましたから、これは6月1日は無理だなと思いました。でも、今日こうやって皆様と話すことができたのは私にとって非常にありがたいと思っています。時間も1時間半話ができましたので。
(朝日新聞)
今後も、記者クラブからの要望に応じて会見をお受けいただけるということでしょうか。
(藏内議長)
議長の間は喜んでお受けさせていただきます。
(朝日新聞)
今回は時間や場所の制約もあってクラブ加盟社に参加を呼びかける形の判断を議会事務局と記者クラブで協議しましたが、今後、フリーの記者も含めて会見という形になったとしてもそこは応じていただけますか。
(藏内議長)
それはどういう違いがあるのかというのは少し勉強したいと思います。
(RKB)
今日、本当はまだまだ質問したい社もあったかと思いますので、もし今後、記者会見を要請した場合は応じていただけるということでよろしいですか。
(藏内議長)
記者会見。
(RKB)
記者会見とか取材の場を設けていただけるということでよろしいですか。
(藏内議長)
何かやらなければならない課題が出ればやります。ただ、今考えているのは定例議会ありますから、その時にやれたらなとは思います。
(終了)
※1
会見では「6月5日」と発言していますが、正しくは「6月4日」です。