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平成29年8月30日 バルト三国・ベルギー等視察調査団
平成29年8月30日から9月8日までの10日間の日程で、樋口明議長を団長とし、本視察調査を企画した九州の自立を考える会の藏内勇夫会長や各会派の代表者などで構成された調査団が、バルト三国及びベルギー等を訪問しました。
31日は、リトアニアの文化省、経済省、ユネスコ国内委員会を訪問し、世界文化遺産に指定されているビリニュス歴史地区の保存と利活用等について説明を受け、意見交換を行いました。また、9月2日、3日には、同じく世界文化遺産であるラトビアのリガ歴史地区、エストニアのタリン歴史地区を視察しました。
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リトアニア 文化省 | リトアニア 経済省 |
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ユネスコ国内委員会 | タリン歴史地区 |
4日は、エストニアのタリン工科大学イノベーション・ビジネスセンターMEKTORYを視察し、企業との合同研究や起業支援等の取り組みを調査しました。また、エストニア政府の広報センターでは、世界最先端の電子政府の取り組みについて調査しました。 (平成30年1月12日には、安倍首相等も電子政府等に関する視察・協議のため、エストニアを訪問されました。)
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MEKTORY | エストニア 広報センター |
5日は、ベルギーのEU本部を訪問し、観光政策や文化遺産政策等に関する取り組みについて意見交換を行い、ジェトロ・ブリュッセル事務所では、EUの産業政策や輸出戦略について説明を受けるなど、広域行政による取り組みを調査しました。
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EU本部 | ジェトロ・ブリュッセル事務所 |
そのほか、本県の基盤整備に関する課題の一つである「下関北九州道路」の整備計画の参考とするため、デンマークとスウェーデンを海上橋、人工島、トンネルで結んでいるオーレスン・リンクの視察や、現在デンマークとドイツ間に計画されているフェーマルンベルトトンネルの調査などを行いました。