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令和8年3月30日 福岡県議会・大韓民国慶尚南道議会友好訪問団
慶尚南道議会からの招聘(しょうへい)を受け、令和8年3月30日から4月1日までの3日間の日程で、藏内勇夫議長をはじめ各会派代表者等からなる公式訪問団が大韓民国を訪問しました。
30日は慶尚南道議会を訪問し、崔學範(チェ・ハクボム)議長を表敬訪問しました。
チェ議長は、「2006年の相互交流から今年で20周年を迎えた両議会の堅固な友情を礎に、今後も両地域の発展をけん引する政策パートナーとなるよう願っている」と述べられました。
藏内議長は、昨年、両議会でワンヘルスの覚書を締結したことに改めて感謝の意を示し、「我々地方議会が提言したことが、その後、日中韓3カ国での感染症対策の取り組みにも繋がったことは大変意義深い」と述べました。
また、福岡県議会が取り組む『九州はひとつ』の理念に基づき、長崎県対馬の海洋プラスチック問題に言及し、慶尚南道議会へ支援を要請しました。慶尚南道議会からも同様の課題認識を有していることが示され、この取り組みに共感し、努力を重ねていく意向が示されました。

表敬訪問後は、慶尚南道議会が進めるICT化の一環として、昨年改修工事を終えた本会議場の設備見学と、同年5月に竣工した議員会館の内部見学を行いました。大型モニターや可動式発言台、プロンプターなど、先進的な議会設備について説明を受け、実際に操作を体験するなど、本県議会におけるICT化推進の参考となる知見を得ることができました。

31日は、ソウル市内にある韓日親善協会中央会を表敬訪問しました。
意見交換に先立ち、本年3月1日に逝去された福岡県日韓親善協会副会長の村井正隆氏に対し、一同で黙祷を捧げ、弔意を伝えました。藏内議長は、福岡県議会と慶尚南道議会との友好交流締結に尽力された村井氏に感謝の意を示し、「村井氏が韓国と日本の架け橋となられた功績を称え、その遺志を継ぎ、福岡県議会として今後の友好関係の発展に尽力していく」と述べました。
沈允肇(シム・ユンジョ)韓日親善協会中央会理事長からも、村井氏の訃報に対する哀悼の意と、両国交流への貢献に対する感謝が述べられました。
意見交換では、昨年締結されたワンヘルスに関する覚書や、気候変動、人獣共通感染症対策など、ワンヘルスの重要性について説明が行われました。特に本県議会が推進するワンヘルスの理念に基づく海洋プラスチック問題への取り組みについて、韓日親善協会中央会へ支援を依頼しました。
シム理事長は、ワンヘルスの取り組みが海洋生物保護にまで及ぶことに関心を示され、両国の共通課題に向けた熱心な意見交換が行われました。

そのほか、ジェトロソウル事務所を訪問し、最近の韓国経済情勢について説明を受け、都市部集中対策や地方活性化、日韓企業連携の可能性等について活発な意見交換を行ったほか、児童教育文化センター等が併設され複合的な機能を備えているリウム美術館を視察し、地域交流の重要性を再認識するなど、大変有意義な訪問となりました。
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