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令和7年11月8日 第12回海外福岡県人会世界大会
11月5日(水曜日)から8日(土曜日)までの4日間、福岡県において「第12回海外福岡県人会世界大会」が開催されました。世界各地にある福岡県人会の方々が一堂に会し、平成4年から3年ごとに開催されているもので、福岡県での開催は6年ぶりとなります。
初日となる11月5日には、世界大会に参加するために来福された海外福岡県人会の代表者の皆さんが福岡県議会を訪問され、藏内勇夫議長、中尾正幸副議長をはじめ各会派代表者、国際交流推進議員連盟の役員が歓迎しました。
藏内議長は、「移住された皆さま方におかれましては、様々な困難を乗り越え、移住先での信頼を築くとともに、その発展にも大いに貢献されてこられましたことに深く敬意を表します。県議会といたしましても、それぞれの国と福岡県の友好発展のため、県人会の皆様方とさらなる交流を深めてまいりますとともに、皆さまの故郷であります福岡県をより一層、魅力あふれる場所にしていきたいと考えております」と挨拶しました。

夕方からは、海外福岡県人会、国内関係者の約500人が参加して、記念式典及び歓迎レセプションが福岡市内のホテルで開催されました。
記念式典では、国歌斉唱に続いて、海外先亡者に対する黙とうが行われ実行委員会顧問の藏内議長は、「この大会を契機として、福岡県と各県人会、そして県人会同士の絆がより強固なものとなりますこと、そしてこの県人会の活動が、次代へしっかり受け継がれていくことをご祈念申し上げます」と挨拶しました。
その後は、記念品の贈呈や福岡県立朝倉高等学校音楽部による合唱披露が行われました。
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議長挨拶 |
メキシコ、ハワイの県人会からの記念品贈呈 |
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実行委員会副会長 中尾 正幸副議長 |
福岡工業大学吹奏楽団による演奏 |
11月6日には、日本文化体験、県人会代表者合同会議、ビジネスセミナーや若者交流イベントなどが行われました。県人会代表者合同会議に出席した中尾副議長は、「世代交代が進みゆく県人会にとって、次世代の担い手を育てていくことが最重要課題であると認識しています。子弟招へい事業や県費留学生事業が、県人会の新しい担い手を創出する上で、非常に重要な事業であることがわかりました。県議会としても引き続き支援していきたいと思います」と副議長総評コメントをしました。また、11月7日には、県内4コースに分かれてのふるさと巡りが行われ、約300名の県人会会員が参加しました。
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県人会代表者合同会議 |
県人会代表者合同会議 |
最終日となる11月8日には、福岡市内のホテルに約450人が参加して「さよならパーティー」が開催されました。
中尾副議長は、「4日間にわたるさまざまなプログラムを通して、旧交をあたため、また新たな友情を育まれたことと存じます。私自身、皆様方と交流を重ねる中で、ふるさと福岡に対する熱い思いを共有することができ、同郷であることのつながりの強さを改めて実感いたしました。本大会を通じて育み深められた絆が、海外福岡県人会のさらなる発展の礎となり、次代を担う皆さまへしっかりと受け継がれていきますことを心より願っております」との議長祝辞を代読しました。最後は参加者全員による炭坑節総踊り、「ふるさと」の合唱が行われ、4日間の世界大会が幕を閉じました。
次回は3年後の2028年(令和10年)にハワイで開催される予定です。
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中尾副議長 閉会挨拶 |
炭坑節総踊り |




