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令和7年2月20日 令和7年2月定例会の概要
2月定例会は、2月4日に招集され、2月20日まで17日間の会期で審議が行われました。
今定例会には、3月に知事選挙が行われるため、4月から7月まで4カ月間の所要額等を計上した「令和7年度福岡県一般会計暫定予算」や国の経済対策に基づく補正予算を最大限活用し、地域経済の成長・発展と持続可能性の追求、安全・安心の確保に取り組むとともに、ランピースキン病の被害を受けた畜産農家への緊急支援および先端技術産業の振興に必要な経費の「令和6年度福岡県一般会計補正予算(第6号)」など予算議案22件のほか、条例議案18件、契約の締結に関する議案9件、経費負担に関する議案2件、その他の議案3件、人事に関する議案5件、計59件の議案と諮問1件が開会日に知事より提出されました。
さらに、企業業績が堅調に推移していることなどにより、国、県ともに増収が見込まれることから、県税や地方譲与税、地方交付税を増額するほか、年度内の所要額がほぼ確定した経費を補正するためなどの令和6年度補正予算議案12件、経費の負担に関する議案8件の計20件が追加提案されました。
このほか、「福岡県議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」など委員会提出議案2件を提出しました。
審議にあたっては、地方創生の取り組みの総括と今後の成長展開、県政推進の基本姿勢、救急医療、水道の漏水調査、地域公共交通、福祉労働問題、県土整備問題、農林水産問題、教育問題など県政全般にわたり活発な論議が交わされました。
審議の結果、提出された議案81件については、いずれも原案のとおり可決または同意され、諮問1件については請求を棄却する旨の答申が決定しました。