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令和6年3月22日 「福岡県における性暴力を根絶し、性被害から県民等を守るための条例」が改正されました
平成31年2月定例会において制定した「福岡県における性暴力を根絶し、性被害から県民等を守るための条例」について、条例の完全施行(令和2年5月1日)から3年を経過したことを踏まえ、令和5年7月から「福岡県議員提案政策条例検討会議(座長:浦伊三夫議員、委員名簿は下記のとおり)」において、見直しに着手しました。
条例制定後に行われた性犯罪に係る刑法の改正等を踏まえるとともに、性被害の新たな課題が近年顕在化している実情を鑑みて、検討を重ね、改正案が令和6年3月22日、議員提案され、可決・成立しました(条例公布は同月29日)。
改正の主な内容は次のとおりです。
・被害者が同意していない性的行為は性暴力であることを明確にするため、例えば、痴漢や盗撮なども性犯罪であることが分かるように明示しました。
・性暴力に関する理解促進のため、性暴力の考え方、具体例、対応のあり方等を指針として告示し、県民に周知する規定を追加しました。
・性的意図の撮影行為に対し、施設等の管理、運営等に関わる者は、県とともに被害を未然に防止する、広報啓発や必要な措置をする必要がある旨を規定しました。
福岡県議会議員提案政策条例検討会議 委員
座長 浦 伊三夫(自民党県議団)
渡辺 勝将(自民党県議団)
高橋 義彦(自民党県議団)
渡辺 美穂(民主県政県議団)
山本 耕一(民主県政県議団)
壹岐 和郎(公明党)
塩出麻里子(公明党)
堀 大助(新政会)
中村 香月(新政会)