令和6年1月22日　福岡県・ハノイ市友好提携15周年記念訪問団への参加およびハノイ市人民評議会友好訪問

　令和6年1月22日から25日までの4日間の日程で、香原勝司議長をはじめ、会派代表者や福岡県ベトナム友好議員連盟（会長：松尾統章議員）の役員および会員が、服部誠太郎知事らとともに、ベトナム・ハノイ市を訪問いたしました。
　今回は福岡県・ハノイ市友好提携15周年記念訪問団として、また福岡県議会と友好交流促進の取決めを締結しているハノイ市人民評議会からの招聘を受けて、県議会友好訪問団としてハノイ市を訪問したものです。
　今回の訪問では、ヴォー・ヴァン・トゥオン国家主席を表敬訪問し、訪問団からは、昨年11月にトゥオン国家主席が本県を訪問されたお礼をお伝えするとともに、本県とハノイ市との交流状況や新たな覚書を締結することを報告しました。

　また、福岡県議会と友好交流促進の取決めを締結しているハノイ市人民評議会を訪問し、グェン・ゴック・トゥアン議長と今後の両議会の交流促進のための意見交換を行いました。
　香原議長は「ハノイ市人民評議会の皆さまが大変温かく迎えてくださったことに感謝を申し上げます。我々福岡県議会としても青少年の交流、育成をはじめ、両地域の交流推進に尽力いたします」と挨拶しました。

　ハノイ市人民委員会では、チャン・シー・タイン委員長と面談を行いました。面談後は福岡県と「友好・協力関係のさらなる発展に関する覚書の締結式」が行われ、今回は、教育分野の交流を新たに追加した覚書を締結しました。

　また訪問団は、ベトナム副首相である、チャン・ルー・クアン副首相と会談を行いました。今後も福岡県とハノイ市とのさまざまな分野で協力を進めていく旨の意見交換が行われました。

　ハノイ市共産党委員会では、ディン・ティエン・ズン書記と会談を行いました。会談では、両地域の今後の協力分野についての確認が行われるとともに、ワンヘルスの連携についても話し合われました。

　そのほか、ハノイ福岡県人会やベトジェットエアとの意見交換会、国立ベトナム歴史博物館の視察を行うなど、大変有意義で実りある訪問となりました。