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令和6年1月10日 福岡県海況情報提供システム「うみえる福岡」が海況予測情報の提供を開始しました
令和6年1月10日、改良された福岡県海況情報提供システム「うみえる福岡」が始動しました。このシステムは、有明海のノリ漁場に設置した観測塔で養殖に必要な海況情報(水温、塩分、潮位等)を収集し、これらの情報を漁業者がスマートフォン等で一括して把握できるものですが、これまで提供していたリアルタイムの海況情報だけではなく、3日先までの海況予測情報を提供できるという画期的なシステムです。
有明海のノリ養殖の生産安定対策については、令和5年2月定例会の代表質問(自民党県議団:吉村悠議員、緑友会:椛島徳博議員)において、「今期の有明海のノリ養殖は、プランクトン発生による栄養不足により大変厳しい状況にある。ノリの生産安定のためには、海の恵みを上手に受けられるような対策をとっていくことが必要」と県の取り組みを求め、服部誠太郎知事が、「より高品質なノリを生産するため、養殖業では国内初となる、Ictを活用した3日先までの潮の高さや水温等の海況を予測する技術を開発する」と答弁していたことが実現したものです。
令和5年2月定例会代表質問
吉村 悠議員(自民党県議団)
令和5年2月定例会代表質問
椛島 徳博議員(緑友会)※当時