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森林整備加速化・林業再生基金の延長に関する意見書

 これまで、国においては森林・林業の再生に必要な財源として森林整備加速化・林業再生基金により森林・林業の再生や林業の成長産業化の対策が講じられてきた。
 福岡県としても持続的な林業の確立に向けこの基金を活用し、路網の整備や林業機械の導入、人材の育成、木造公共施設等の整備に取り組み、木材の供給体制の構築や県産材の利用拡大等、川上から川下までの一体的な事業推進に努めてきたところであるが、事業期間が平成26年度までとされている。
 原木価格が低迷する中、利用期を迎えたスギ、ヒノキの森林資源を利用し持続可能な林業経営の確立を実現するためには、木材供給と木材利用の拡大を引き続き推進する必要があり、地域の創意工夫による弾力的かつ機動的な取組を可能とするこの基金事業は今後とも不可欠である。
 よって、国におかれては、平成27年度以降についても、複数年にわたる「森林整備加速化・林業再生基金」の延長と必要な財源の確保を行われるよう強く要望する。
 以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。

  平成26年10月7日

福岡県議会議長 加地邦雄 

 衆議院議長 伊吹文明 殿
 参議院議長 山崎正昭 殿
 内閣総理大臣 安倍晋三 殿
 財務大臣 麻生太郎 殿
 農林水産大臣 西川公也 殿
 経済産業大臣 小渕優子 殿
 地方創生担当大臣 石破茂 殿