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緊急的な米需給調整対策に関する請願

 緊急的な米需給調整対策に関する請願

提出者
  住所    福岡市中央区天神4-10-12
  氏名    福岡県農業総合対策協議会

(代表者名)  委員長  嶋田 一義   外2名

要旨

 平成21年産米は、政府の需要見通しを上回る米消費の減少や平成20年産米の大量持ち越しにともなう契約・販売進度の大幅な遅れなどにより、価格が出来秋から60㎏当たり1,000円近く下落した上、30万トン以上が古米として持ち越される見通しとなっており、22年産米の需給と価格への影響が懸念される。
 こうした状況を放置すれば、国の需給調整に参加した本県をはじめとする農家が営農への不安や制度への不信を抱きかねない。ついては下記事項について国に意見書を提出されるよう請願します。

1 平成22年産米の適正な需給・価格環境を整備し、米価が大幅に下落する事態を招かないようにすること。
2 需給状況を改善するため、現下の過剰米を主食用市場から隔離することを柱とする政府による緊急的な需給調整対策を早期に決定し、市場へアナウンスすること。
3 政府棚上げ備蓄(主食用米の買い入れ及び非主食用処理)は、現下の需給ギャップ数量を踏まえ、22年産米から前倒しし、早期に実施すること。
4 水田を最大限に活用し、わが国の主食である米の安定供給と、飼料用米等の振興により、食料増産と自給率向上を図るため、主食用米については、需要に即した計画生産が必要であり、政府が定める生産数量目標を適切に管理するための出口対策を含め、整合性のとれた政策体系を確立すること。

 

紹介議員

  加地 邦雄     野下 昭宣