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町村会をめぐる問題の早期解明と職員倫理の確立並びに再発防止を求める決議(平成22年2月24日)

 福岡県町村会幹部らの詐欺事件に端を発した裏金接待疑惑は、ついに、去る2月2日、前副知事が収賄容疑で逮捕されるという事件に発展した。このことは、県民に衝撃を与え、県政に対する信頼をこの上なく失墜させたばかりか、県行政とこれまで築かれてきた県と市町村の信頼関係にも多大な支障を及ぼすものであり、極めて遺憾である。
 我々はまず、司直による1日も早い事件の解決を望むものである。県においては、「町村会に係る職員倫理調査委員会」の厳正な調査により全容を早期に解明するとともに、再発防止に向けて同委員会の役割を拡充し、その意見を踏まえて必要な措置を講じなければならない。知事以下職員一人一人が、失われた県政に対する信頼を回復するため、さらに徹底的な職員倫理の確立と再発防止に全力を挙げて取り組むことを厳しく求める。
 県議会としても、今回の事態を重く受けとめ、県行政に対する監視機関としての役割と責任を改めて深く認識し、より一層県民の負託にこたえていく決意をここに表明するものである。
 以上、決議する。

 平成22年2月24日

福岡県議会