暴力事件根絶と暴力団壊滅に関する決議（平成15年9月19日）

　去る８月１８日、北九州市小倉北区で発生した暴力団による飲食店に対する爆発物投てき事件は、地域住民にとどまらず、広く県民を不安と恐怖に陥れ、郷土福岡県のイメージを著しく失墜させるものであった。

　このような暴力団の悪質、卑劣な犯行は、安全で平穏な生活を願う福岡県民の権利をじゅうりんし、言うまでもなく法と社会に対する重大な挑戦である。

　福岡県民は今、怒りを燃やし、改めて暴力追放と暴力団の壊滅に向けて決意を固め、あらゆる運動によって根絶を期している。

　よって、福岡県議会は、このような凶悪な暴力事件に対し、強い憤りをもって抗議し、県民一丸となって取り組むあらゆる暴力追放の運動を全面的に支援するとともに、暴力団壊滅に向け全力を尽くすことをここに宣言する。

　以上、決議する。

　平成１５年９月１９日

福岡県議会