第七次義務教育諸学校教職員配置改善計画及び第六次高等学校教職員配置改善計画の充実を求める意見書(平成12年7月6日)
現在、学校においては、「いじめ」「不登校」あるいは「学級崩壊」などに見られるように、多くの課題が山積しており、21世紀を目前にした今日、その克服が急務となっている現実もある。
このため、特に、心豊かな人間の育成、基礎学力の向上と個性を生かす教育の充実、自己教育力の育成などを推進するための教職員定数の一層の改善が、強く望まれているところである。
したがって、本議会は政府に対し、「教職員配置の在り方等に関する調査研究協力者会議」の報告の趣旨に基づき、次期教職員配置改善計画において学校教育が児童生徒の実態に応じてより弾力的に実施されるよう定数措置を講じるとともに、財政支援を初め改善計画を充実したものとし、平成13年度から実施されることを強く要請する。
以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。
平成12年7月6日
福岡県議会議長 藤田 茂令
内閣総理大臣 森 喜朗 殿
大蔵大臣 宮沢 喜一 殿
文部大臣 大島 理森 殿
自治大臣 西田 司 殿