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筑後広域公園の環境学習エリアの整備について、民間活力導入に関する調査が始まりました

 筑後広域公園(筑後市・みやま市)は、筑後地域唯一の県営公園として、「豊かさを体感できる公園」をメインテーマに、「自然」「文化」「生活」「健康」「交流」を基本理念とし、矢部川の緑豊かな自然環境を活かしながら、平成7年度から整備が進められてきました。
 平成25年度には九州芸文館が、平成29年度はプール施設、平成30年度は筑後船小屋駅前の体験エリアに四季折々の花や木が楽しめる広場が整備され、公園に隣接して完成したHAWKSベースボールパーク筑後との相乗効果により、筑後広域公園は、幅広い年齢層の県民がスポーツや文化活動など多様なレクリエーション活動を楽しみ、交流できる場として愛され、更には地域の観光資源としての魅力も高めてきました。
 そして、このたび、公園の更なる魅力向上のため、県は国道209号より東側の「環境保全・学習ゾーン」の一部である環境学習エリアの整備にあたり、サウンディング調査(※)を始めました。
 ※サウンディング調査:事業の内容、公募条件を決定する前に、事業について民間事業者から広く意見、提案を求め、事業者との対話を通して市場性の有無や事業の枠組みを検討するための調査。
 環境学習エリアの整備については、平成29年6月定例会の代表質問(自民党県議団・西元健議員)で、同エリアが長年にわたり未整備だった状況を踏まえ、「環境学習エリアについては、新たに住民ニーズをくみ取って、今の時代にマッチした事業計画を策定し、早急に事業に着手すべき」との提案に対し、小川知事は「今後の整備に向け、社会経済状況や地域ニーズの変化等を踏まえ、新たな事業計画を検討する必要があると認識している。このため、現在、河川敷を活用した優良事例の収集、民間活力の導入などの新たな整備・管理手法の研究、地域ニーズの把握に取り組んでいる。また、このエリアの整備には、地域の活性化や観光振興の視点も必要であることから、今後、早急に関係部署からなる庁内組織を設置し、検討を進めていく」と答弁し、その後新たに設置された庁内の検討会議で、今後の整備に向けた取り組みについて話し合いが行なわれ、今回の調査が実施されることになったものです。
 今回の調査によって、民間のノウハウとアイデアを十分に活かしたより効率的で整備効果と実現性が高い事業計画の策定とともに、円滑な事業の進捗が期待されます。
 今回整備予定の具体的なエリアについては、こちらをご覧ください。

 筑後広域公園矢部川河川敷の未整備エリアの民間活力導入に関するサウンディング調査を実施します(PDFファイル242KB)


筑後広域公園の環境学習エリアの整備について、民間活力導入に関する調査が始まりました
平成29年6月定例会代表質問
(自民党県議団)