皇太子・皇太子妃両殿下による福岡県への行啓

　平成３０年９月２５日、２６日の２日間、皇太子・皇太子妃両殿下は、第４回世界社会科学フォーラム開会式御臨席及び平成２９年７月九州北部豪雨災害復興状況等御視察のため福岡県をご訪問になり、井上順吾議長は小川洋知事とともに両殿下に随従しました。
　２５日は、第４回世界社会科学フォーラム開会式に御臨席になる前に、新宮町にある医療型障がい児入所施設である県立粕屋新光園を御訪問になり、児童が歩行訓練等機能訓練を行う様子を御覧になりました。両殿下は、子どもたちの目線まで腰を落とし、励ましのお言葉をかけられるとともに、訓練内容について熱心に職員にお尋ねになられていました。
　翌２６日は、昨年７月の九州北部豪雨により甚大な被害を受けた朝倉市を御視察になりました。朝倉市杷木地域生活学習センターにて、朝倉市の林裕二市長や東峰村の澁谷博昭村長から復興状況等を御聴取された後、両殿下は被災された方々が今もなお避難生活を送る応急仮設住宅の林田団地を訪れになり、お一人お一人とゆっくり時間をかけてお話をされ、被災者の一人には、手を取り、愛情あふれる励ましのお言葉をお掛けになられました。

ご視察の様子（粕屋新光園）	フォーラム開会式の様子
ご視察の様子（林田団地）	ご視察の様子（学習センター）