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フィンランド・ポーランド訪問団

 平成29年7月5日から11日までの日程で、福岡県議会と福岡県の訪問団がフィンランドとポーランドを訪問し、県議会からは樋口明議長と伊豆美沙子議員(宗像市選出)が参加しました。
 訪問団は、県議会でも世界遺産への登録に力を入れてきた本県の「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」が審議される世界遺産委員会に出席するため、ポーランドのクラクフ市を訪問するもので、併せて、フィンランドにおいて、福岡-ヘルシンキの定期直行便を就航しているフィンエアー本社を訪問しました。
 「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」については、5月の国際記念物遺跡会議(イコモス)で、8つの構成資産のうち沖ノ島など4資産のみの登録が適当という厳しい勧告がなされたことから、訪問団は、勧告で除外された4資産についてもできるだけ登録が認められるよう最善の努力を尽くすこととしたものです。

 フィンエアー本社では、ペッカ・ヴァウラモCEOと会談し、福岡-ヘルシンキ線が昨年よりも順調な状況から、将来の通年運航の実現に向けて、双方が協力して取り組んでいくことなどについて、意見交換を行いました。

福岡県フィンランド訪問団への参加1 福岡県フィンランド訪問団への参加2

 その後、7月5日に発生した九州北部豪雨災害の対応のため樋口議長は急遽帰国することとなり、ポーランドのクラクフ市で開催された世界遺産委員会には、伊豆議員が参加し、宮田亮平文化庁長官や谷井博美宗像市長、原﨑智仁福津市長らとともに最後までアピールを行いました。
 その結果、勧告では除外された4件も含め、8件すべての構成資産が登録されるという最高の結果を得ることができました。

福岡県フィンランド訪問団への参加3  福岡県フィンランド訪問団への参加4