ハワイ州議会友好訪問

　福岡県とハワイ州の姉妹提携３５周年を迎え、改めて交流の機運醸成を図る節目とするため、 福岡県・福岡県議会・経済団体等が連携して、平成２９年１月１７日から２４日まで８日間の日程で米国ハワイ州を訪問しました。 福岡県議会訪問団は、中尾正幸議長を団長とし、顧問に田中久也議員、藏内勇夫議員、副団長に原口剣生自民党県議団会長、 吉村敏男民進党・県政県議団会長、林裕二緑友会会長のほか、福岡県日米友好議員連盟の議員が参加しました。

　今年は福岡県議会とハワイ州議会との国際友好親善促進の盟約締結３５周年の節目でもあり、これまでの訪問でお世話になった方々へ感謝の意を伝えるため、１７日に福岡県議会主催で「感謝の夕べ」を開催しました。
　ハワイの皆さんや福岡県訪問団など約１２０名が参加し、中尾議長は「これまでの皆さまのご尽力に感謝するととともに、今後とも福岡県とハワイ州の友好交流が充実し、関係がさらに発展すること祈念しています」と挨拶しました。来賓のジョセフ・スウキ下院議長、ジョージ・アリヨシ元州知事、三澤康在ホノルル日本国総領事からは、福岡県・福岡県議会とのさらなる交流を望むという温かいご挨拶をいただきました。
　また、これまでの友好交流の歴史を写真パネルで掲示したところ、参加者の皆さんは懐かしい写真に見入っていました。

　１８日のハワイ州議会の開会式では、中尾議長及び訪問団が来賓として紹介され、長年にわたる両県州の友好交流に議員及び傍聴者から温かい拍手が送られました。

　より多くのハワイの皆さんに福岡県を知ってもらうため、１９日から２２日まで、アラモアナショッピングセンターで福岡県主催による「福岡フェア」が開催され、中尾議長は小川知事とトップセールスを行ないました。
　オープニングセレモニーでの鏡開きの後、今回初めて米国への輸出が認められた福岡の温州みかんや、とんこつラーメン、あまおう、八女茶、酒などの試食・販売が行われました。そのほか、太宰府天満宮巫女舞・柳川の沖の石太鼓などの文化公演、海外向け観光ビデオなどによるＰＲを行い、福岡の魅力をアピールしました。

　１９日には、州知事公邸であるワシントンプレイスにおいて、ハワイ州・ハワイ州議会の主催により、姉妹提携３５周年記念式典・レセプションが行われました。
　式典では、中尾議長、ロナルド・コウチ州議会上院議長、スウキ下院議長が、福岡県議会とハワイ州議会の国際友好親善促進の盟約を確認する署名を行いました。その後、福岡県とハワイ州の交流に貢献された方々の表彰が行われ、大牟田大蛇山を世界に発信する会、県立水産高校、田中久也議員、藏内勇夫議員、原口剣生議員が表彰されました。代表して藏内議員が挨拶を行ない、今後の両州県のさらなる交流の深化を確認しました。

　そのほか、デービット・イゲ州知事、コウチ上院議長、スウキ下院議長を表敬訪問しました。