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「観光王国九州とともに輝く福岡県観光振興条例」が制定されました

「観光王国九州とともに輝く福岡県観光振興条例」が制定されました

 この条例は、「福岡県議会議員提案条例検討会議(座長:秋田章二議員)」において、取りまとめられ、中尾正幸議長に報告されたもので、議員提案により、平成28年10月5日の9月定例会最終日に可決し、10月11日に公布・施行されました。
 この条例の概要は、次のとおりです。
○ 条例の名称は、条例の目的及び趣旨を踏まえ、「観光王国九州とともに輝く福岡県観光振興条例」としました。このように県の区域を超えた広域的な観光振興を目的とする条例は、全国でも初めてのものです。
○ この条例は、世界に向けて「観光王国九州」という地域ブランドと、その中で輝く「福岡県」という地域ブランドを確立するという将来ビジョンの実現を目指しています。そして、九州への誘客を促進することが、その目的地、訪問地としての福岡県への誘客につながるとの戦略の下に、国や九州各県、県内市町村、観光振興団体、観光事業者など、関係団体が連携し、九州が一体となって観光振興を図っていくために必要となる事項を規定しました。(第3条~第8条)
○ このような広域的で多様な形の連携を進めていくためには、そのセンター(中核)となる組織の存在が不可欠となります。そこで、条例ではこのような役割を期待する法人を「特定広域観光振興法人」と呼び、県との間で適切なパートナーシップ関係を築くための仕組みを規定しました。(第9条、第10条)
○ その他、観光振興のための財源確保の取り組みに関する規定や、現在喫緊の課題となっている民泊に関し、その問題点も踏まえた措置を講ずるよう求める規定を設けました。(第12条、第13条)

 「観光王国九州とともに輝く福岡県観光振興条例(PDF)」