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消防自動車寄贈式及び放水式

全体

 平成26年3月28日、福岡県消防学校(福津市)において、福岡県議会と九州の自立を考える会の主催により、バンコク都への消防自動車寄贈式及び放水式が開催されました。

 式には、寄贈団体である、遠賀・中間地域広域行政事務組合、太宰府市、古賀市、那珂川町、川崎町の各首長・議長、バンコク都議会公式訪問団の皆さん、一般財団法人福岡県消防協会の岡部秀年会長、特定非営利活動法人福岡・東アジア交流協会の古賀友行代表、福岡県防災危機管理局の中島浩局長、県議会からは、松尾統章議長、長裕海副議長、藏内勇夫会長(自民党県議団)、吉村敏男会長(民主・県政県議団)、森下博司団長(公明党)、林裕二会長(緑友会)と、福岡県タイ友好議員連盟の吉原太郎相談役、原口剣生相談役、岩元一儀副会長、浜﨑達也副会長、泉日出夫事務局長、仁戸田元氣事務局次長など、約60名が出席しました。

 松尾議長は、「福岡県タイ友好議員連盟の吉村会長から、日本で使われている消防自動車をバンコク都に寄贈したいとの話があり、県議会の代表者の方々に相談して了承をいただき、寄贈することになりました。今回、いろいろな方々のご尽力をいただき、感謝申し上げます。バンコク都に寄贈する消防自動車が、バンコク都・タイ国内の皆様の安心安全に寄与することを願っています」と述べました。

 九州の自立を考える会の藏内会長は、「今日の日を迎えることができたのも、消防自動車を提供いただきました市町・組合の関係者の皆さんのご協力のお蔭です。また、日頃から消防防災活動に大変なご尽力をいただいております福岡県消防協会の岡部秀年会長はじめ消防団各位の深いご理解の賜物です。九州の自立を考える会は、アジアとの交流が大きな目的の一つです。今回の消防自動車の寄贈は、大きな意義のあるものであり、この消防自動車が、バンコクにおいて消防防災の予防、プライマリーケアの大きな役割を果たしてくれることを期待します」と述べられました。


松尾議長 藏内会長

 その後、檀上において、5市町・組合の寄贈団体の各首長・議長からバンコク都議会のピパッ・ラップラータナー議長、寄贈消防自動車受入調査特別委員会のキットポン委員長への消防自動車の目録贈呈、バンコク都議会から寄贈団体への記念品贈呈が行われました。


贈呈式

 バンコク都議会のピパッ議長からは、「私たち議員は市民の安心安全のために活動しますが、市民が自分自身で自分の財産を守ることも重要なことだと考えております。寄贈していただきました消防自動車は、バンコクに持って帰り大切に使わせていただきます」とお礼の言葉を述べられました。

 福岡県タイ友好議員連盟の吉村会長が「今回ご協力いただきました関係者の皆様に心から感謝申し上げます。今回贈呈されます消防自動車が、バンコクの街々で大活躍することを信じています」と閉会のあいさつをされました。


ピパッ議長 吉村会長

 放水式では、2台の消防自動車から、点火した目的物を目がけて放水を行い、見事に短時間で鎮火しました。これからの福岡県とバンコク都の新しい交流の幕開けとなる大変有意義なイベントとなりました。


記念写真