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慶尚南道議会友好訪問団が訪韓

 平成25年11月26日から28日にかけて、松尾統章議長、各会派代表者(自民党県議団:松本國寛幹事長、民主・県政県議団:吉村敏男会長、公明党:上岡孝生副団長、緑友会:林裕二会長)及び原口剣生福岡県日韓友好議員連盟会長(元議長)ら12名の公式訪問団が、韓国を訪問しました。

 11月26日、一行は慶尚南道議会を表敬し、黄 太守(フォン テス)韓日親善議員連盟会長ら7名の議員と意見交換を行いました。福岡県議会と韓国・慶尚南道議会の両県議会は、昨年5月に締結した友好交流協定に基づき、相互訪問を重ね意見交換を行うなど、緊密な友好関係を図っています。
 訪れた一行を暖かく迎え入れてくれた黄会長は、「韓国には、人と人との関係は3回、6回、9回と出会いの回数を重ねるごとにより親密になってくるという法則がある。両議会の交流もこの法則に従って定例化されることを望みたい」と述べました。
 松尾議長は、「わたしたちの交流を地域レベルの交流に発展させるべく、慶尚南道議会の皆様とは、相互尊重と相互信頼に基づく緊密な友好関係を築いていきたい」と述べました。
 原口会長は、「韓日親善議員連盟の皆様方の御協力があり、昨年5月に友好交流協定を締結することができた。今後とも、日韓友好議員連盟会長として貴道議会との友好親善を深めていきたい」と述べました。


慶尚南道議会表敬・意見交換(26日)

 翌日27日は、韓日親善協会中央会を表敬し、金 守漢(キム スハン)会長ら4名と意見交換を行いました。
 金会長は、「現在、日韓両国の関係が非常に難しいものになっており、安倍晋三首相も朴槿恵(パク クネ)大統領も悩んでいることと思う。しかし国と国との関係は、国民同士の友好交流がしっかりしたものとなっていれば、問題はない。政権は永遠ではない。福岡県議会の皆様方には肉親のような親近感を感じており、これからも共に両国のために頑張っていきたいと考えている」と述べました。
 松尾議長は、「両国関係が厳しい今だからこそ、地方議会レベル、文化交流レベルで交流を繋げていくことが大事だと思っている。これからも金韓日親善協会中央会会長、村井日韓親善協会副会長をはじめ韓日親善協会の皆様のご理解とご協力を頂きながら、両県道議会の交流を重ね、ひいては、日本と韓国の友好親善につながるよう努めていきたい」と述べました。


韓日親善協会中央会 表敬・意見交換(27日)

 そのほか、韓国との経済や文化交流の実態調査のため、ジェトロ・ソウル事務所や国際交流基金・ソウル日本文化センターを訪れるとともに、福岡県人会ソウル博多会の皆さんと懇談会を行うなど大変有意義な訪問となりました。


ジェトロ・ソウル事務所 訪問(27日)

国際交流基金・ソウル日本文化センター 訪問(28日)