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台北駐日経済文化代表処 沈斯淳 駐日代表が松本議長を表敬訪問

平成25年3月8日、東京の台北駐日経済文化代表処から、沈斯淳(しん しじゅん)駐日代表(大使)が、夫人らとともに議長室を訪問されました。

松本國寛議長及び新村雅彦副議長、そして福岡県台湾友好議員連盟からは加地邦雄会長、藏内勇夫顧問、吉原太郎相談役、吉村敏男相談役、岩元一儀副会長、壹岐和郎副会長、林裕二副会長、井本邦彦幹事、江藤秀之事務局長及び塩川秀敏事務局次長がお迎えし、福岡、そして日本と台湾の交流について親しく語り合い、親睦を深めました。

懇談の様子1
懇談の様子2

 懇談では、冒頭、松本議長から、「日本と台湾は相思相愛の関係にあり、互いに信頼し、親しみを持っています。もちろん様々な課題はありますが、将来に向けて信頼関係をより醸成するため、県議会では、福岡県台湾友好議員連盟を発足させました。日本一加入者の多い議員連盟です。
 昨年10月には、加地会長、藏内顧問、吉村相談役ら議員連盟の有志が台北を訪問。100本のショウワザクラを台北市青年公園に植樹し、このことは、福岡でもニュースになりました。続いて、台北 國立故宮博物院を訪ね、展示物をぜひ福岡で公開してほしいと要請しました。
 私も1月に台湾を訪問し、馬総統とお会いすることができましたが、その際、来年10月に台北 國立故宮博物院展を福岡で開催することにしたとのお話を直接伺い、私たちの願いが実現したと大変感激しました。台北駐福岡経済文化弁事処の曾念祖(そ ねんそ)処長や亜東関係協会の廖了以(りょう りょうい)会長のご尽力によるものと心から感謝しています。」と、これまでの交流の取り組みを紹介し、日台の友好を確認するとともに、今後、新たな課題についても交流を深めていきたいとの挨拶を行いました。

沈夫妻
沈駐日代表ご夫妻

 沈駐日代表からは、「台日は、人的往来が密接であり、深いきずなで結ばれています。私も、着任して、あらゆるところで台日関係の緊密さを実感しました。
 今回、太宰府天満宮を訪問し、梅の植樹を行いました。梅は県の花とのことですが、台湾の国花でもあります。台湾からは年間8万人の観光客が訪れていると伺いました。訪台、訪日の訪問者数は延べで過去最高の290万人を記録し、福岡・台湾が様々な産業交流を行っていることもうれしく思っています。
 これからも、更に交流を強化し、この良好な台日関係を次世代に引き継げるよう、日本と台湾の将来が明るいものとなるよう、私たちは努力しなければなりません。これからも皆さんのお力添えをお願いしたい。」との挨拶がありました。
 さらに話題は当日開催されるWBCの日本・台湾戦にも及び、最後は、来年の台北 國立故宮博物院展の成功に向けた互いの協力を誓い合って、楽しく、有意義な懇談を終えました。(写真はクリックすると拡大します)

集合写真
訪問された皆さんとの集合写真