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「精神障害者に身体・知的障害者と同等の旅客運賃割引制度」適用を求める意見書採択に関する請願

「精神障害者に身体・知的障害者と同等の旅客運賃割引制度」適用を求める意見書採択に関する請願

提出者
 住所 福岡市博多区吉塚本町13-50
     福岡県吉塚合同庁舎6階
 氏名 公益社団法人 福岡県精神障害者福祉会連合会
(代表者名) 会長 一木猛

要旨
 障害者基本法では「三障害同一」とされながら、精神障害者は、身体・知的障害者に適用されている公共交通運賃割引の対象から除外されてきた。家族会の全国調査では、精神障害者の平均月収はわずか6万円で所得保障も乏しく、経済的負担から必要な通院、デイケアや作業所の通所回数を減らしたり、利用ができず外出を控えている人も多い実態が明らかになっている。交通費の負担軽減は、精神障害者のリカバリーと社会参加に必要不可欠なものである。
 国連障害者権利条約が日本でも締結され、障害者差別解消法も4月から施行になる。身体、知的障害者には適用され、精神障害者だけを運賃割引の対象から除外している現状は、障害種別間格差の観点からも不合理であり、是正されるべきと考えることから、下記事項を請願する。

 福岡県議会として「身体・知的障害と同等に、精神障害者も交通運賃割引制度の適用対象とする」、「交通運輸事業者に強く働きかけるよう要望する」という趣旨の意見書を国に提出すること

紹介議員
  秋田章二 原中誠志 壹岐和郎 椛島德博