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第32回オリンピック競技大会及び第16回パラリンピック競技大会の東京招致に関する決議(平成25年3月28日)

 オリンピック及びパラリンピックは、世界各国が参加する世界最大のスポーツ・文化の祭典であり、スポーツを通じた平和な社会の推進に貢献している。
 我が国は、オリンピック憲章の理念のもと、これまで夏季・冬季あわせて三度の大会を開催し、世界中の人々に感動と喜びを与えるとともに、我が国の存在感を力強く世界に示し、国民に大いなる自信を与えてきたところである。
 現在、東京都は、2020年開催の第32回オリンピック競技大会及び第16回パラリンピック競技大会の立候補都市に選定され、「未来(あした)をつかもう」を国際スローガンとして、招致活動に取り組んでいる。
 これが実現すれば、21世紀を迎え、紛争やテロリズム等、平和に対する脅威が世界の各地に存在する中、世界に向けて、平和を希求する我が国の強い意思をアピールすることとなり、国民にも、我が国の未来に対する新たな夢と希望を与えるものと確信する。
 加えて、東日本大震災からの復興を願う私たちすべての国民にとって、さまざまな心温まる支援をいただいた世界中の人々に対し、復興した我が国の新しい姿を示し、感謝の気持ちを伝える絶好の機会として、国を挙げた目標となるものである。
 よって、福岡県議会は、2020年のオリンピック・パラリンピック競技大会の日本開催を心から願うとともに、東京都の招致活動を全面的に支援、協力するものである。

 以上、決議する。

平成25年3月28日

福岡県議会