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「国民皆保険の恒久的堅持と地域医療の再興」を求める請願(平成24年12月20日)

「国民皆保険の恒久的堅持と地域医療の再興」を求める請願

提出者
  住所 福岡市博多区博多駅南2丁目9-30
  氏名 福岡県保健・医療・福祉推進協議会
     (代表者名) 会 長  松田峻一良

要旨
  社会保障・税一体改革関連法が成立し、消費税は段階的に10%にまで引き上げられる。
  本来、消費税は消費者が負担するものであるが、医療機関は患者さんから消費税をいただいていないために、その分を医療機関が負担しているという問題がある。
  この問題が解決されないまま消費税率が引き上げられれば、多くの医療機関が破たんし閉院も想定される。
  そうなると地域住民の学校保健や医療・福祉・介護に重大な影響を及ぼす。
  「日本再生戦略」やTPPを巡る動きを見ても、医療を営利産業化し、国民皆保険を崩壊へと導きかねない内容を含むもので大変危惧している。
  国民の生命と健康を確保し、格差のない安心して暮らせる社会を構築するため、下記事項の実現が最重要課題である。
  よって、下記事項について、貴議会において採択賜り、地方自治法第99条に基づく意見書を提出されたく請願する。

1 医療に関する消費税問題の抜本的解決
2 医療の営利産業化へと繋がるTPP交渉への参加反対
3 「日本再生戦略」に見る市場原理主義への回帰反対

紹介議員
 中尾正幸