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平成21年2月臨時会の概要

 2月臨時会は、2月9日に招集され、1日間の会期で審議が行われました。

提出議案と審議内容

 2月臨時会には、「平成20年度福岡県一般会計補正予算」の予算議案1件、「福岡県緊急雇用創出事業臨時特例基金条例の制定」などの条例議案4件、合計5件の議案が提出されました。
 今回の補正予算は、本県経済が輸出の減少、大幅な生産の縮小、失業の増加に見舞われている中、国において平成20年度第2次補正予算が成立したことを踏まえ、本県においても、雇用の創出と地域経済の活性化のための施策を速やかに実施する必要があるため、一般会計で389億8,100万円余が追加計上されました。
 補正予算の主なものとしては、緊急的な雇用創出関係として、新規高卒未就職者を県の行政実務研修生として採用することのほか、県立学校及び私立学校に就職指導員を配置し、就職指導の強化や新たな求人開拓を行うなどの臨時応急的な雇用の創出を図ることとしています。併せて、市町村が行う緊急的な雇用創出事業に対する助成費が計上されました。
 雇用重点分野開拓関係として、看護補助者やホームヘルパーの育成及び就業促進に要する経費を措置するとともに、新規就農者の確保・育成を行うための農業人材確保支援事業費などを計上しています。
 このほか、中小企業支援、農林水産業支援、新市場・新製品創造雇用開発、県単独公共事業、子育て支援関係の経費などを計上しています。
 これらの事業費のほかに、緊急雇用創出事業臨時特例交付金等国の交付金を財源とする基金の造成費183億円余を計上しています。
 条例議案は、国の補正予算において創設された交付金を財源として、基金を設置し、緊急的、応急的な雇用・就業機会の創出を図るための「福岡県緊急雇用創出事業臨時特例基金条例の制定」などの4件が提出されました。
 提出された議案5件は、それぞれ所管の常任委員会に付託され審査が行われました。

審議の結果

 常任委員会での議案審査結果については、各常任委員長から本会議で報告され、採決の結果、提出された議案5件は、原案のとおり可決されました。


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